液体(えきたい)は物質の三態の一つ。物質内の原子あるいは分子の結合する力が熱振動(格子振動)よりも弱くなった状態が液体である。構成する粒子が互いの位置関係を拘束しないが,引力を及ぼしあっている状態なので,体積は固体とさほど変わらず,気体のように圧力で大きく変化することはない。しかし、粒子の位置が固定されないために自由に移動することができ、いわゆる流体の状態となる。このような状態を物質が液相であるという。
臨界圧力以下ならば、物質ごとに決まった温度で固体から液体へ構造相転移(一次相転移)する。この固体から液体への転移温度が融点である。また、一定の圧力のまま更に温度を上げると、ある定まった温度で飽和蒸気圧がその圧力に達し、液体内部から気体が発生する。この時の転移温度が、沸点である。逆に温度を下げれば、気体→(液化)→液体→(凝固)→固体となる。但し、融点、沸点は、圧力など外的条件の影響により変化する。
液体状態では、原子、分子は比較的自由かつランダムに動き回っている(→ブラウン運動)。
周期表において常温、常圧で単体が液体である元素は、水銀と臭素のみである。
関連項目ウィクショナリーに ⇒液体の項目があります。
融液
相 - 固体 - 気体 - 蒸気
相転移 - 凝固点 - 融点 - 沸点 - 臨界点 - 昇華
融解熱 - 気化熱
化学 - 物理学 - 物性物理 - 流体力学
滴
カテゴリ: 液体 | 相転移
更新日時:2008年7月11日(金)19:31
取得日時:2008/07/19 10:06