財(ざい)は物質的・精神的に何らかの効用を持っているもののことである。
また、そのようなものの中で有形ものを財、無形なものをサービスと呼び、財とサービスと表現する場合もある。
目次
1 概要
2 経済学で議論される財
2.1 経済財と自由財
2.2 私的財と公共財
2.3 投資財と消費財
2.4 代替財と補完財
2.5 上級財と下級財
3 代替効果と所得効果
4 財とサービス
5 関連項目
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ある財の需要に比べその財に対する供給が無限にないとき財は希少であるとされる。このような財を経済財と呼び、経済学(特にミクロ経済学)の分野で議論される。逆に需要よりもはるかに多くほぼ無限の供給が存在する場合は、このような財は価格を持たない。これを自由財という。
経済学で議論される財
上述のとおり。
自分が消費すれば他人の消費量を減少させる競合性、対価を支払えば他人を排除できる排除性をともに備えた財。
公共財
あるいは所有権が私有か公有かの違い。
投資財と消費財
投資財(資本財)
中間投入財
消費財
そのまま、使用されてしまう財と、財を生み出すための財の違い。原材料(中間投入財)は投資財に含まないが、投資財は長い目で見れば原材料に近い。
代替財と補完財
代替財
ある財の代用となる財。代替効果によって、一方の価格上昇が他方の需要量を増大させるような財。例として、軽自動車は普通車の代替財である。
補完財
粗補完財
一方の財の消費が増えるにつれ、他方の消費も増えるという補完的関係にある財。例として、パンにつけるジャムなど。
上級財と下級財
上級財
上級財とは、所得効果によって、所得の増加にともない需要が増加していく財である。
下級財
下級財とは、所得の増加に伴い、需要が減少していく財である。
ギッフェン財
下級財の一種で、所得効果が代替効果よりも強く働く。
ある財X、その補完財Y、その代替財Zを仮定する。代替効果のみを考慮した場合、財Xの価格が下落すると、補完財Yの需要は増大し、代替財Zの需要は減少する。逆に財Xの価格が上昇すると、補完財Yの需要は減少し、代替財Zの需要は増大する。
これに所得効果を加えたとき、補完財Yが下級財であるか、代替財Zが上級財の場合、所得効果が逆向きに作用する。そのため、その総効果は、代替関係や補完関係の強さによって変わってくる。
所有権の移転を伴うものは財、そうでないものはサービスとして区別することができる。たとえば海外旅行などで飛行機に乗るときには、飛行機を財として購入するのでなく、サービスとして利用していることになる。
関連項目
サービス
カテゴリ: 経済学 | 資源
更新日時:2008年7月4日(金)21:05
取得日時:2008/08/30 12:35