浄土真宗
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浄土真宗(じょうどしんしゅう、Shin-Buddhism, Pure Land Buddhism)は、日本の仏教の宗派のひとつで、鎌倉時代初期、法然の弟子・親鸞が、法然の教え(浄土宗)を継承発展させた教団である。 宗派名の成り立ちの歴史的経緯から、現在、同宗に属する宗派の多くが宗旨名としては真宗を名乗る。過去には一向宗、門徒宗とも通称された。
目次

1 教義

1.1 念仏への誤解


2 習俗

3 主な経典

4 名称について

5 歴史

5.1 親鸞時代

5.2 蓮如の登場まで

5.3 蓮如の登場〜石山合戦

5.4 京都に再興


6 宗派

6.1 真宗十派(真宗教団連合)

6.2 その他の宗派

6.2.1 お東騒動で分立した宗派


6.3 浄土真宗系新宗教

6.4 信者団体


7 関連項目

8 外部リンク

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教義

念仏南無阿弥陀佛、なむあみだぶつ、なもあみだぶつ(本願寺派))を称えること(称名念仏)を通して、阿弥陀如来(以降「如来」)の慈悲を信知せしめられ、悪人を含む全ての人が浄土往生し成仏するという絶対他力への信順を往生成仏の正因とする。

このことから、真宗の教えを漢字8字であらわすと、「信心正因 称名報恩」と言われる。本願寺八世蓮如が、『御文(御文章)』にて次のように述べている。

「そもそも、開山聖人の御一流には、それ、信心といふことをもってさきとせられたり。その信心というはなにの用ぞというに、無善造悪のわれらがようなるあさましき凡夫が、たやすく弥陀の浄土へまいりなんずるための、出立なり。この信心を獲得せずは、極楽には往生せずして、無間地獄に堕在すべきものなり。」
(信心がなぜ重要なのかというのは、一生善はなく悪しか造れない浅ましき凡夫たる自分が、如来より賜る信心を得る事により、無間地獄にしか堕ちることのできない自分をたやすく浄土に参らせていただく用意である。)

? 『御文(御文章)』2帖目第2通

また、「称名報恩」については、「その上の称名念仏は、如来わが往生を定めたまいし御恩報尽の念仏とこころうべきなり」(同、5帖目10通)と、浄土真宗の称名念仏は、如来に救いとられたお礼の言葉であると述べている。 この根拠が、『仏説無量寿経』に説かれる四十八願、ことに「王本願」とも呼ばれる第十八願(選択本願)である。

本尊は阿弥陀如来一仏である。ただし、高田派及び一部門徒は善光寺式阿弥陀三尊形式である阿弥陀如来・観世音菩薩勢至菩薩を本尊とする。


念仏への誤解

一般に、「今この時にも阿弥陀如来の本願力は私たちに回向されていて、救われている」(現生正定聚)については、誤った受け取り方をする者が多かったため、たびたび正している。蓮如は『御文(御文章)』で、

「十劫正覚のはじめより、我等が往生を定めたまえる弥陀の御恩を忘れぬが信心ぞといえり。これ大きなる誤なり。そも弥陀如来の正覚を成りたまえる謂を知りたりというとも、我等が往生すべき他力の信心という謂を知らずば徒事なり。」

? 『御文(御文章)』1帖目第13通

と、如来が仏となられたいわれを知るだけでは、それはただの知識にすぎず、如来より賜る他力の信心(真実の信心)のいわれを知らなければいけない、と述べている。ここでも信心正因を確認し、明確に正しており、「ただ念仏を称えれば、誰でも極楽へゆける」とは述べていない。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Smilegreen