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歯(は、:tooth)とは、口腔内にある咀嚼するための第一番目の器官。人体でもっとも硬く、遺体ではその治療状況によって人物の特定の重要な手掛かりとなる。人工歯と区別する意味で天然歯と言うこともある。多くの種類の構造を持ち、それぞれが異なる目的を果たす。歯学では、歯牙(しが)と言う。

また、それに似たものを歯ということがある。例えば歯車、鋸歯など。

歯の部位を示すために、歯の内側を側、口蓋側、外側を側、側、正中に近い方を近心、反対側を遠心、上端を切縁、咬合面という。

多くの高等動物が持つ。人間は乳歯永久歯の二組を持つが(二生歯性)、ネズミ目のように一組の歯が伸び続ける動物もいれば(一生歯性)、サメのように、二週間に一組ずつ新しい歯が作られていく動物もいる。化石化した哺乳類においてもっとも特徴的な部位であり、古生物学者達は化石の種類や関係を鑑別するのにしばしば歯を使う。 歯は摂食の際の重要な構造であり、その形は餌のタイプと強く結びついている。
目次

1 動物一般における歯

2 脊椎動物

3 構成

4 発生

4.1 蕾状期

4.2 帽状期

4.3 鐘状期

4.3.1 象牙質の形成

4.3.2 エナメル質の形成

4.3.3 歯根の形成

4.3.4 セメント質の形成



5 種類

5.1 乳歯

5.2 永久歯


6 歯の異常

7 成長線

8 利用方法

8.1 人間

8.2 動物

8.3 人間による動物の歯の利用


9 関連項目

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動物一般における歯

動物一般における歯は、口周辺、あるいは内部にある構造で、小さくて硬く、その表面に突き出ていて、その動物の摂食の際に役立つと考えられるものである。細長いものは棘などと言われ、歯として扱わない。無脊椎動物で歯と言われる部位を持つ例としては、多毛類ヤムシ類などがある。

また、を持つ動物では、その顎の硬化部分にギザギザした突起がある場合、これを歯という例もある。クモ類や昆虫などに例がある。

その他、軟体動物では舌状の構造の上に歯が並ぶ歯舌を持っている。


脊椎動物

脊椎動物では、歯を持つものは数多い。我々の歯は顎の骨に強く固定されているが、両者の結びつきはそれほど古いことではない。このように強く結びついているのは、ほぼほ乳類の特徴である。

サメ類においては歯は何列にも並んでおり、欠けるとすぐさま次の列から補充される。これはほぼそのままに皮膚に繋がっており、鱗から歯が進化したことが伺える。このような歯は皮膚に軽く埋もれているだけで、たやすく剥がれる。また、そのためにこのような歯は噛む動作だけでは噛みつぶしたり切り裂いたりという用途には使いがたい。木の葉を持って餌に引っかかり、全身の運動で食いちぎるようにする、あるいは丸飲みにするのが普通である。一部の動物(など)では口の縁が硬化して嘴を形成し、歯を失っている。

は虫類の一部で歯根を持ち、よりしっかりと固定された歯を見ることが出来るが、は虫類の歯は単一の形態しか持っていない。歯に多形を生じるのもほ乳類の特徴である。しかしながら、このような強固な歯を持つ代償として、ほ乳類の大部分のものは、永久歯を失うと再度歯が生えることがない。例外としてネズミ目ウサギ目は一組の歯が生涯伸び続ける。

象牙は食物を掘り出し、戦うために使われる切歯である。

以下、原則として人間の歯について述べる。


構成



A-歯冠
1-エナメル質 2-象牙質 3-歯髄 4-歯肉
B-歯根
5-セメント質 6- 7-血管 8-神経


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki