武官(ぶかん)とは国家ないし君主から官吏たる軍人(中世では貴族、武士など)に任じられた者ないしその軍人の官職をいう。一般的に終身官とされる。通常、軍人の職の総称として用いられるが、また、国家によっては官名として扱う場合もある。
よって、一般的には国民の義務として徴兵された兵卒は武官ではなく、士官・下士官のみ武官という。もっとも、自衛隊では兵卒たる陸士等も全て志願によって充足され、かつ陸士等は国家と公法上の勤務関係に立つものであるから、武官に含める余地はある。
文官について服制の定めがない場合でも、武官には軍服が制定されているのが通常である。
なお、日本においては大宝律令以来、官吏を文官と武官に分離してきている。束帯・冠も文官と形状が異なっていたが、後に兼官が多くなる。
江戸時代、旗本も文官的職務(役方)と武官的職務(番方)に別れて従事していた。
ただし、律令制や江戸時代においての文官・武官は完全に分かれていたわけではなく人事異動によって文官から武官へまたその逆もあり得た。
大使館付武官等については「駐在武官」の項を参照。
皇族付武官・王公族付武官については「侍従武官」の項を参照。
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更新日時:2006年8月31日(木)12:33
取得日時:2008/10/02 22:17