歓喜院
所在地埼玉県熊谷市妻沼1627
山号聖天山
宗派高野山真言宗
本尊歓喜天御正体錫杖頭(重要文化財)
創建年治承3年(1179年)
開基齋藤別当実盛
正式名聖天山歓喜院
別称妻沼聖天
(妻沼聖天山)
札所等高野山真言宗準別格本山
関東八十八箇所第88番
関東三十三観音第16番
幡羅八十八箇所第13番
文化財御正体錫杖頭、聖天堂、貴惣門(重要文化財)
紵絲斗帳、鰐口(埼玉県指定文化財)
表・話・編・歴
歓喜院(かんぎいん)は、埼玉県熊谷市妻沼(めぬま)にある高野山真言宗の仏教寺院である。
日本三大聖天の一つとされ、「埼玉の小日光」とも言われる。参拝客や地元住民からは「妻沼聖天(めぬましょうでん)」「(妻沼の)聖天様」などと呼ばれている。
目次
1 歴史
2 境内
3 文化財
4 行事
5 聖天寿司
6 交通
6.1 車
6.2 バス
7 外部リンク
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寺伝では治承3年(1179年)に、長井庄(熊谷市妻沼)を本拠とした武将齋藤別当実盛が、守り本尊の大聖歓喜天(聖天)を祀る聖天宮を建立し、長井庄の総鎮守としたのが始まりとされている。その後、建久8年(1197年)、良応僧都(斎藤別当実盛の次男である実長)が聖天宮の別当寺院(本坊)として歓喜院長楽寺を建立し、十一面観音を本尊としたという。
中世には忍(おし)城主の庇護を受け、近世初頭には徳川家康によって再興されたが、寛文10年(1670年)の妻沼の大火で焼失した。現存する聖天堂(本殿)は、その後享保から宝暦年間(18世紀半ば)にかけて再建されたものである。
境内
本殿
現在、大改修中で、手前に仮設えの本殿が設置してある。
大師堂
関東八十八箇所第88番結願所。
仁王門
万治元年(1658年)創立、明治24年台風により倒壊し、明治27年に再建された。
中門
護摩堂
実盛公像
齋藤別当実盛の像、平成8年(1996年)に建立。
貴惣門
参道の1つ目の門。国の重要文化財。
お祭り広場
平和の塔
軍荼利明王像
天満宮
五社神社
三宝荒神社
本坊本堂
板碑(県指定文化財)
文化財
重要文化財(国指定)
聖天堂(本殿) - 拝殿・中殿(相の間)・奥殿からなる廟型式権現造(日光東照宮などに見られる、複数棟を一体とした建築様式)の建物である。幕府作事方棟梁の平内政信の子孫の妻沼の名工林兵庫正清の設計で、子の正信の代まで享保から宝暦10年(18世紀半ば)にかけて数十年をかけて再建されたもので、随所に中国の故事にちなんだ極彩色の「七福神と唐子遊び」などの胴羽目の彫刻を施す装飾性の高い建築である。
貴惣門 - 境内正面入口に位置する高さ18mの銅板葺きの八脚門。屋根を上下二重とし、下重は前後に2つの切妻屋根を架け、側面から見ると3つの破風をもつ特異な形式の門。持国天、多聞天の像を左右に配置している。妻沼の林正道により、嘉永4年竣工、安政2年(1855年)頃の完成。
錫杖頭(しゃくじょうとう) - 聖天堂の秘仏本尊。建久8年(1197年)の銘がある。錫杖とは、地蔵菩薩などが手に持つ杖のことで、杖の頭部に仏像を表すことがある。
行事
大縁日大祭法要 - 春季は4月18・19日、秋季は10月18・19日に行われる。
節分会 - 2月3日
妻沼地区(旧妻沼町)の名物にもなっている稲荷寿司である。細長い形状をしており、現在の一般的な稲荷寿司とは形状が異なっているのが特徴で、200年以上も伝わっている。巻き寿司とのセット(助六寿司)として、販売されることが多く、周辺3店舗でそれぞれ製造販売されている。
車
県道341号太田熊谷線沿い。
(太田方面から)国道407号を熊谷方面、刀水橋を渡った後、旧道(太田熊谷線)へ。
(関越道東松山ICおよび熊谷市街方面から)国道17号本石交差点または国道17号熊谷バイパス柿沼交差点から太田方面(太田熊谷線)へ。
(関越道花園ICから)国道140号熊谷方面を経由して、国道407号太田方面へ、登戸交差点を右折
バス
朝日バス:熊谷駅〜太田駅・西小泉駅・妻沼聖天前線、「妻沼聖天前」停留所下車。
ゆうゆうバス(コミュニティバス):グライダー号・ムサシトミヨ号、「聖天山南入口」停留所下車。
外部リンク
⇒妻沼聖天山(公式サイト)
⇒妻沼聖天山:熊谷市
⇒いなり寿司:熊谷市