檀君
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檀君
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各種表記
ハングル:??
漢字:檀君
平仮名
(日本語読み仮名)だんくん
片仮名
(現地語読み仮名)タングン
ラテン文字転写:Dangun(文化観光部2000年式
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檀君(だんくん)は朝鮮神話、檀君神話に出てくる王倹朝鮮の宗教的、政治的最高統帥権者の称号。『三国遺事』「朝鮮古記」によれば天神桓因の子桓雄の化身と間に生まれたと伝えられる。檀君王倹に関しては、檀君朝鮮の項目を参照。

檀君はあくまでも神話上の存在であり、実在したわけではない。しかし、朝鮮人の中には檀君を実在の人物と主張する者がいる。大韓民国の国定教科書では韓国の歴史が非常に長いことを示す「史実」として扱われている。また朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)では、1993年の発掘調査で檀君のものらしき骨が発見され、「電子スピン共鳴法」による解析で5011年前のものと分かったため、檀君は実在人物であったと主張されている。しかし、神話に基づく檀君朝鮮の建国年との間に700年近い差があり、また解析方法についても詳細が公表されていないことから、信憑性は低いと見られる。朝鮮が古来からの独立を示すための捏造だろうと推測される。

13世紀頃に成立した『三国遺事』には『魏書』と『古記』から引用したとあるが、現存する『魏書』には檀君に関する記述は無く、『古記』は現在伝わらない。『三国遺事』に出てくる檀君は、檀君王倹のみであり、1500年に渡り朝鮮を支配したと記述されている。

檀君の即位年は、紀元前2333年とすることが現代韓国では一般的になっており、かつてこれを元年とする檀君紀元1961年まで公式に用いられていた。即位年に関する記述は、文献によって一定しないが、いずれも中国の伝説上の聖人の在位中とされている。紀元前2333年説は、『東國通鑑』(1485年)の檀君即位の記述(堯の即位から50年目」)によったものである。『三国遺事』では堯の即位から50年目としつつ、割注で干支が合わず疑わしいとされている。他には、『世宗実録地理志』(1432年)には「唐堯的即位二十五年・戊辰」、つまり堯の即位から25年目とあり、李朝の建国が洪武25年であることにあわせてある。

なお、『桓檀古記』に含まれる「檀君世紀」上編によれば、檀君朝鮮は始祖王倹より古列加まで47代続いた王朝であったという。しかし、同書や『太白逸史』にはの嘉慶5年(1800年)に命名された地名「長春」が見え、『太白逸史』の引用書『朝代記』に至っては男女平等、父権などの近代になって登場した用語が使用されている。このことから、20世紀に入ってから作られた新しい偽書であることが確実視されている。

檀君複数存在説を唱える偽史書の中では、『揆園史話』(1675年北崖子著、近年になって原本が発見された)が最古に属し、他に『檀奇古史』、『神檀実記』、『神檀民史』、『符都誌』がある。北朝鮮韓国国定教科書に引用が見られる。

その他、『帝王韻紀』(1287年)『応制詩註』(14世紀)『世宗実録地理志(1432年)』『東国輿地勝覧(1481年)』などにも記述がある。


関連事項

朝鮮の君主一覧

朝鮮史

檀君紀元

檀君朝鮮

檀君陵

女真族


外部リンク

檀君世紀
カテゴリ: 朝鮮史の人物 | 朝鮮神話 | 伝説の人物 | 古朝鮮

更新日時:2008年8月16日(土)19:19
取得日時:2008/10/04 04:54


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki