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機動隊(きどうたい、Riot police)とは、警察において、警備実施の中核部隊として治安警備及び災害警備等に当たる部隊である。 治安警備とは、国の公安又は利益に係る犯罪及び政治運動に伴う犯罪が発生した場合において、部隊活動により犯罪を未然に防止し、又は犯罪が発生した場合の違法状態を収拾する警備実施活動のことである。 災害警備とは、災害が発生した場合に、個人の生命、身体及び財産を保護し、公共の安全と秩序を維持することを目的に行う警察の救助活動等のことである。以下、特記のない限り、日本の警察のそれについて記述する。
任務は、治安警備、災害警備、雑踏警備、警衛警護、集団警ら及び各種一斉取締りである。同様の目的の部隊としては海上保安庁特別警備隊(特警隊)や皇宮警察本部特別警備隊(特備隊)などが存在する。
事件の初動捜査を行なう機動捜査隊や広域的に交通事案に対処する交通機動隊は、機動隊と同様“臨機応変、機動的に行動出来る隊”の意味で「機動」を名称に冠しているが、機動隊とは任務が異なっている。
目次
1 沿革
1.1 組織変遷
1.2 主な対応事件
2 編制
2.1 機動隊の種類
2.1.1 機動隊
2.1.2 第二機動隊(方面機動隊・特別機動隊)
2.1.3 管区機動隊
2.1.3.1 概要
2.1.3.2 構成
2.1.4 北海道警察警備隊
2.2 機動隊類似の部隊
2.3 警察機動隊の編制
3 装備
3.1 個人装備
3.2 車両(警備)
3.3 車両(災害警備)
4 スポーツ
5 日本以外の機動隊
6 関連項目
7 その他
8 外部リンク
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組織変遷
1933年(昭和8年)
警視庁に特別警備隊が創設される。桜田門事件、血盟団事件、五・一五事件など、不穏な社会情勢に対処するために創設され、通称「昭和の新撰組」と呼ばれていた。この部隊が機動隊の前身となる。
1936年(昭和11年)2月26日
二・二六事件が発生するが、野中四郎大尉の指揮する陸軍反乱部隊の襲撃により、特別警備隊は武装解除されたため、出動することはできなかった。
1944年(昭和19年)4月
全国の警察に警備隊が設けられる。戦時中であったため、空襲等の非常事態時における治安確保・救援等の緊急活動を主要な任務としていた。
1946年(昭和21年)1月16日
GHQから軍及び準軍事組織の解体命令が出され、これを受け警備隊が廃止される。
1946年(昭和21年)1月24日
警視庁に防護隊(200名規模)が設けられる。デモ隊から警察施設を防護するために創設された。
1948年(昭和23年)5月25日
防護隊の規模が拡大され、警視庁警備交通部に警視庁予備隊が創設される。なお、1950年には「国家警察予備隊」(後に改編され陸上自衛隊)が創設された。
1951年(昭和26年)9月16日
警視庁予備隊を廃止して第一方面〜第七方面予備隊に再編する。その上で、警邏部の所管とする。警備交通部が交通部及び警邏部に分割されたため。
1952年(昭和27年)4月
警視庁の各方面予備隊を警備第一部に移管する。
1952年(昭和27年)7月
国家地方警察本部が機動隊設置を指示する。
1952年(昭和27年)10月
警視庁の各方面予備隊を廃止して、警視庁予備隊に再編成する。
1952年(昭和27年)
警視庁予備隊に特科部隊 (私服、装甲、放水、特務各中隊)を増設する。
1954年(昭和29年)7月27日
警察庁が「機動隊設置運用基準要綱」を制定。全国の都道府県警察で機動隊の設置が始まる。