この項目では構造物としての橋(はし)について説明しています。
脳の一部である橋(きょう)については橋 (脳)をご覧ください。
岩崎宏美のシングル曲については橋 (岩崎宏美)をご覧ください。
ソニー・ロリンズのアルバムについては橋 (ソニー・ロリンズ)をご覧ください。
橋(はし、橋梁、きょうりょう)は、人や物が、谷、川、海、窪地や道路、線路などの交通路上の交差物を乗り越えるための構造物である(道路、窪地、線路などを跨ぐ橋は陸橋と呼ばれる)。
乗り越えるものにより、跨道橋(こどうきょう)や跨線橋(こせんきょう)など、個別の名称で呼ばれることもある。一方、水を渡すための橋を水道橋 (aqueduct) と呼び、地上に長い区間連続して架けられている橋は高架橋 (viaduct) と呼ばれる。
歩行者が道路を渡るための歩道橋については横断歩道橋を参照のこと。安芸灘大橋 2005年4月22日
目次
1 橋の歴史
1.1 有史以前の橋
1.2 古代の橋
1.3 中世ヨーロッパの橋
1.4 産業革命後の橋
1.5 現代の橋
2 一般的な構造
2.1 上部構造
2.2 下部構造
3 橋の種類
3.1 構造別
3.2 材料別
3.3 機能別
4 橋の長さ
5 さまざまな橋
5.1 世界最長の橋
5.2 日本最長の橋
5.3 特殊な橋
5.4 世界の有名な橋
5.4.1 有史以前
5.4.2 古代
5.4.3 中世・近世
5.4.4 近代〜現代
5.4.5 崩落した橋
5.5 日本の主な橋
5.5.1 崩落した橋
6 橋に求められるもの
7 文化
7.1 歌に登場する橋
7.2 伝承・伝説に登場する橋
7.3 その他作品に登場する橋
8 関連書
9 関連項目
10 脚注・出典
11 外部リンク
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橋の起源についてははっきりしたことは判らないが、偶然に谷間部分を跨いだ倒木や石だったと考えられる。その後人類が道具を使うようになってからは伐採した木で丸木橋 (Log bridge, Single log) が造られるようになった。また、木々に垂れ下がっている蔓を編んだ吊橋の原型とされる蔓橋(つるはし、suspension bridge made of vine)も造られたに違いない。より長い距離を渡るために川の中で飛び出た石の頂部に丸木を渡したり自然石を積み上げて橋脚を築いたり、杭を打ち込み橋脚にしたとも考えられる。
紀元前5世紀から6世紀ごろにはバビロンや中国で石造の桁橋がかけられていた。紀元前4000年ごろのメソポタミア文明では石造アーチ橋がかけられている。紀元前2200年ごろ、バビロンではユーフラテス川に長さ200mのレンガ橋がかけられている。
ローマ時代に道路網の整備に伴い各地に橋がかけられ、架橋技術は大きく進歩した。現存する水道橋は驚異的な精度を持っている。ローマ教皇は「ポープ」と呼ばれるが、この「Pope」の正式名称である「最高司教:Pontifex maximus」の前半部は「橋:Ponti」と「つくる:fex」から成り立っている。この名前が示すように、古代ローマ時代には橋を架けることは聖職者の仕事であった。中国や日本でも橋は仏教僧侶が架けることが多かった[1]。
日本での記録に残っている最古の橋は、『日本書紀』によると景行天皇の時代に現在の大牟田市にあった御木のさ小橋(みきのさおはし)である。巨大な倒木による丸木橋とされている。 人工の橋では同じく『日本書紀』によると仁徳天皇の14年に現在の大阪市に猪甘津橋(いかいつのはし)がかけられたのが最古とされている。 また、僧侶が橋をかけたことが知られている。