楽器(がっき)とは音楽を奏でるために用いる音の出る器具である。広くは音を出すことができるものすべてを楽器とすることもあるが、一般的には音を出すために作られた器具を指す。
多くの楽器は、
振動を作り出す部位(弦、リード、マウスピース、声帯など)
振動を共鳴させたり、音を大きくする部位(共鳴箱、共鳴筒、口腔など)
の双方を備えるが、後者を持たない物も見られる。
目次
1 楽器の分類 ?「楽器分類学」より?
1.1 「楽器分類学」における分類
1.2 西洋音楽などにおける実用上の分類
1.3 その他の分類
1.3.1 地域による分類
2 日本の楽器産業
3 関連項目
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発音原理に基づく分類である。
体鳴楽器 - ほぼ均質の物質でできた楽器の一部に刺激が与えられることにより音を出す楽器【例:シンバル・グロッケン 等】
膜鳴楽器 - 張力を持たせて張った膜に刺激が与えられることにより音を出す楽器【例:小太鼓(スネアドラム)・大太鼓(バスドラム) 等】
弦鳴楽器 - 張力を持たせて張った糸に刺激が与えられることにより音を出す楽器【例:ヴァイオリン・コントラバス 等】
気鳴楽器 - 息など空気の流れが刺激となり音を出す楽器【例:サンバホイッスル・スライドホイッスル 等】
※詳しくは青文字(○○楽器)の部分をクリックのこと。
西洋音楽などにおける実用上の分類
おおむね、演奏技術による分類である。
管楽器 - 気鳴楽器のほとんどは管の内部の空気の振動を利用する楽器である。周波数は筒の長さや形状によって決まり、音色は楽器の作りによってかなり異なったものとなる。
木管楽器 - 次項の金管楽器以外の管楽器。唇の振動によらないもの。広義の笛。単簧管楽器、複簧管楽器、無簧管楽器。一般に音を変える側孔を持つ。
金管楽器 - 唇の振動によって管の内部の空気を振動させる楽器。唇簧管楽器。広義のラッパ。一般に管の長さを変えるバルブなどの仕組みを持つことが多い。
弦楽器 - 弦鳴楽器全般。張力を持たせて張った弦を弾く、こする、叩くなどして音を出す楽器。周波数は弦の長さや張力によって決まり、弦の材質、共鳴胴の形状、材質などによって様々な音色のものがある。
打楽器 - 体鳴楽器と膜鳴楽器を含めて打楽器という。楽器を手やばちで打ったり楽器同士を打ち合わせることによって音を出すものが多いが、振ったりこすったりして出す楽器もある。様々な材料と形のものがあり、音、奏法も様々なものがある。
鍵盤楽器 - 体鳴楽器、膜鳴楽器、気鳴楽器、弦鳴楽器のうち、指や足で演奏するための鍵盤を有するもの。
電気楽器 - 体鳴楽器、膜鳴楽器、気鳴楽器、弦鳴楽器の作る振動を、電気的、電子的に処理して音を出力する楽器。
電子楽器 - 電子的に作成した振動を、音として出力する楽器。
声 - 人間の声は一種の楽器として取り扱われることがある。
地域による分類
和楽器 - 日本の伝統的な楽器。
民族楽器(民俗楽器) - 西洋音楽に用いる楽器以外の楽器。普通、日本語の「民族楽器」に和楽器を含まない。
日本における楽器産業は、山葉寅楠が浜松に合資会社山葉風琴製造所を設立してオルガンの製造を始めたのがその興りである。山葉風琴製造所はその後日本楽器製造株式会社、ヤマハ株式会社へと姿を変えるが、その過程で河合小市が独立して浜松に河合楽器製作所を設立。河合の尽力によりヤマハ、カワイといった日本のピアノが世界に知られることとなり、浜松は楽器、とりわけピアノ製造の一大拠点となった。
2005年にはローランドが浜松に本社を移転し、これにより国内三大楽器メーカーのすべてが浜松に本社を置くこととなった。これらの子会社、関連会社を含めると日本のほぼすべての楽器メーカーが浜松と関連をもっていることになる。
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