御岳(桜島)
標高1,117m
位置 ⇒北緯31度35分19秒
東経130度39分17秒
所在地日本(鹿児島県)
山系(独立峰)
種類活火山ランクA(成層火山)
初登頂-
表・話・編・歴
桜島(さくらじま)は、鹿児島県の錦江湾(正式には鹿児島湾)にある東西約12km、南北約10km、周囲約55km、面積約77km2の半島であり大隅半島と接続している。御岳(おんたけ)と呼ばれる活火山によって形成され、頻繁に噴火を繰り返してきた歴史を持ち、2008年現在も小規模であるが噴火することがある。海の中にそびえるその山容は特に異彩を放っており、鹿児島のシンボルの一つとされる。
2007年、日本の地質百選に選定された。
目次
1 地理
1.1 御岳
1.2 集落
1.3 植生
2 歴史
2.1 有史以降の歴史
2.2 文明大噴火
2.3 安永大噴火
2.4 大正大噴火
2.4.1 概要
2.4.2 噴火の前兆
2.4.3 噴火の経過
2.4.4 避難の状況
2.4.5 噴火の影響
2.5 昭和噴火
2.6 1955年以降
3 桜島と地層
4 桜島の名称
5 産業と生活
5.1 克灰袋
6 交通
7 防災
8 脚注
9 関連項目
10 参考文献
11 外部リンク
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桜島の大部分を構成する御岳は南北に並ぶ北岳、中岳、南岳から成り、山腹に多くの寄生火山を配する。山裾が海まで伸びているため平地はほとんどないが、北西部と南西部の海岸沿いに比較的なだらかな斜面があり農地として利用されている。温暖湿潤な気候でありながら山肌に木々が乏しい上に火山噴出物からなる土壌のため保水性が低く川はほとんどが涸れ川となっている。桜島は全域が鹿児島市に属し、約85%は霧島屋久国立公園に指定されている。明治以前は2万以上であった島内の人口は大正大噴火の影響によって9,000人以下に激減、その後も減少が続き1985年(昭和60年)には約8,500人、2000年(平成12年)には約6,300人、2007年(平成19年)には約5,800人となった。
御岳
北岳(標高1,117m)
桜島の最高峰。山頂に直径約500mの火口があり雨が降ると池ができることもある。有史以来山頂火口から噴火した記録はないが、北東斜面に安永大噴火の火口がある。
中岳(標高1,060m)
北岳から約900m南に位置する。有史以来噴火の記録はない。南岳の寄生火山の一つである。
南岳(標高1,040m)
中岳から約500m南に位置する。山頂に直径約700mの火口があり、その内側に二つの小火口(A火口とB火口)を擁する。火口内にはかつて白水と呼ばれる池があった[1]。この火口は1955年(昭和30年)以降活発な噴火活動を続けており、山頂火口から半径2km以内は立ち入り禁止となっている。南側山腹には安永大噴火の火口、東側山腹には昭和噴火の火口がある。
寄生火山(側火山)
湯之平(ゆのひら、標高373m): 北岳の西側斜面に位置する溶岩ドーム。御岳の山頂付近を間近に眺めることのできる湯之平展望所がある。
春田山(はるたやま、標高408m): 湯之平の東側に隣接する溶岩ドーム。京都大学の火山観測施設が設置されている。
権現山(ごんげんやま、標高350m): 南岳の東側斜面に位置する溶岩ドーム。
鍋山(なべやま、標高359m): 南岳の東側斜面に位置する火口跡。南側に大正大噴火の火口(東火口)がある。
引ノ平(ひきのだいら、標高565m): 中岳の西側斜面に位置する溶岩ドーム。北東部に大正大噴火の火口(西火口)がある。
集落
赤水
大正溶岩に広く覆われており、溶岩原を真っ直ぐに横断する国道224号は溶岩道路と呼ばれる。海岸沿いを通る旧道沿いには溶岩に埋没した烏島(からすじま)に因んだ烏島展望所がある。また、西南戦争時は臨時の県庁が置かれた。
横山
桜島の西端に位置する。桜島フェリーが発着する桜島港(袴腰港)があり桜島の玄関口にあたる。京都大学附属火山活動研究センターや道の駅桜島がある。大正溶岩の上につくられた桜島溶岩グラウンドは鹿児島県で最も広い運動場である。