東海・南海・東南海連動型地震
出会い最短記録!!
B分で即アポHも可

[Wikipedia|▼Menu]

東海・南海・東南海連動型地震(とうかい・なんかい・とうなんかいれんどうがたじしん)とは、東海地震南海地震東南海地震の3つの地震が同時発生した場合を想定した超巨大地震のこと。しかし同時と言っても同じタイミングで起こるのではなく同じ年など比較的3つの地震が起こった時間が非常に近い(大体1年以内)場合が多い。同時に発生する可能性も否定できない。
目次

1 概要

2 過去の例

3 発生した場合の被害予想

4 類似の連動型地震

5 参考文献

6 関連項目

//


概要

地質調査や文献資料から、東海地震、南海地震、東南海地震はそれぞれは80年?150年(200年との説もある)間隔で発生していることが分かっており、今後も同じような発生パターンをとると推測されている。いずれもマグニチュードが7.0を超え8に達することもあるような巨大地震で、揺れや津波により甚大な被害を出してきた地震である。

これら3つの地震は、地下のプレート境界の構造が原因となって、それぞれ独立した震源域を持っており、別々に発生したり、数年?数時間の間隔で近接して発生したり、あるいは同時に発生したりしている。

過去、江戸時代以前まで歴史を遡ると東海地震東南海地震南海地震は同時に発生したことが確認されており、揺れと巨大津波により甚大な被害を受けている。文献によれば1605年の慶長地震(マグニチュード7.9?8.0)と1707年の宝永地震(マグニチュード8.6)の2回が確認されている。これ以前については、1498年以前の東海地震の発生記録が無いなど地震の記録が乏しいことや、信憑性や確実性に疑問が残る文献もあることなどから詳しく分かっておらず、連動型が発生していた可能性もあるとされる。

この3つの地震が一挙に起きた場合、また安政地震のように短い間隔で起きた場合は、太平洋ベルト地帯全域に地震動による被害が及び、地域相互の救援・支援は実質不可能となると見られている。早急に地方自治体は連動型地震を視野に入れた防災対策を講じる必要があるとしている。

今後発生が予測されている連動型地震のうち最大のものはマグニチュード8.7とされる。2004年12月に大規模津波災害を引き起こしたスマトラ沖地震は表面波マグニチュード8.8(理科年表2007年版ほか)、20世紀最大の地震ともされる1960年のチリ地震は同じく8.5(モーメントマグニチュードは9.5)とされるので、歴史上最大級の地震となる可能性も考えられる。破壊領域は長さ600km程度、津波も最大で20mを超えるとされている。


過去の例

地震の年表も参照。3地震が同時に起こったのが確実なものは太字で示した。

684年 白鳳地震:M8.0?8.3の白鳳南海地震が発生。同時期に東海地震と東南海地震が発生したと推定されている。この間約200年。この間に南海、東南海、南海地震のいずれかまたは複数が発生した可能性がある。

887年 仁和地震:M8.0?8.3の仁和南海地震が発生。同時期に東海地震と東南海地震が発生したと推定されている。この間約100年

10世紀後半(950?1000年頃)この間約100年

1096年?1099年 永長康和地震:1096年にM 8.0?8.5の永長東南海地震が発生し、3年後にM8.0?8.5の康和南海地震が発生。この間約100年

1200年ごろ 南海、東南海、南海地震のいずれかまたは複数が発生したと推定されている。この間約160年

1360年?1361年 正平地震:1360年にM7.5?8.0の紀伊・摂津地震(東南海地震)が発生し、1年後にM8.0?8.5の正平南海地震が発生。東海地震の発生は不明。この間約140年

1498年 明応地震:9月11日にM8.2~8.4の明応地震(東海・東南海地震)発生、伊勢や駿河など広い地域に津波、死者3?4万人。その2ヶ月前の6月30日に九州から東海にかけて地震被害の記録があるが、地質調査により南海地震ではないかと推定されている。この間約100年

1605年 慶長地震:東海・東南海地震と南海地震が同時に発生したとみられるM7.9?8.0の地震。地震動による被害は少なかったが太平洋岸で津波発生、死者1?2万人。この間約100年

1707年 宝永地震:東海・東南海地震と南海地震が同時に発生したM8.6(日本史上最大とされている)の地震。この地震の49日後に富士山が噴火し宝永山(火口)ができる。この間約150年

1854年 安政地震:安政東海地震(東南海を含む)が発生し、32時間後に安政南海地震が発生した。ともにM8.4。死者は合計で5,000人以上、余震が9年間続く。この後150年以上連動型地震は発生していない。また、東海地震も150年以上発生していない。

1944年 東南海地震:M7.9、伊豆から紀伊半島にかけて津波が到達、死者1,200人。

1946年 南海地震:M8.0、関東から九州にかけて津波が到達、死者1,300人。


発生した場合の被害予想

(最も被害が大きいと考えられている早朝5時に発生した場合・中央防災会議資料による)

建物全壊棟数・・・・約51万3000?56万8600棟(阪神・淡路大震災 約24万9000棟)

死者数・・・・・・・約2万2000?2万8300人  (同 6432人)

経済被害・・・・・・約53?81兆円       (同 約13兆円) 

静岡県愛知県などで最大震度7を観測すると思われる。 豊橋市浜松市などで震度7、名古屋市四日市市で震度6強?6弱を観測するなど、都市部でも非常に強いゆれを観測する。また、北は茨城県、南は鹿児島県まで、広い範囲で津波が観測され、愛知県、静岡県には平均して4?5m、高知県など四国太平洋側には平均して10?12m、最大で30m近い波が観測される。


近所セレブを即検索
永久無料セレブマップ

[次ページ]
[オプション/リンク一覧]
[記事の検索]
[おまかせ表示]
[トップページ]
[ニュースをチェック!]
[列車運行情報]
Size:11 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki