この項目ではオリジナルビデオ作品『時空警察ヴェッカー』について説明しています。
シリーズ第2弾のテレビドラマ『時空警察ヴェッカーD-02』については時空警察ヴェッカーD-02をご覧ください。
シリーズ第3弾のテレビドラマ『時空警察ヴェッカーシグナ』については時空警察ヴェッカーシグナをご覧ください。
『時空警察ヴェッカー』(じくうけいさつヴェッカー)は、2001年6月21日にオリジナルDVD作品として日本コロムビアから発売された特撮ドラマ。全3巻。
目次
1 概要
2 設定
3 物語
4 登場人物
4.1 時空警察のメンバー
4.2 過去の世界の人物
4.3 未来の世界の人物
4.4 現代の世界の人物
5 出演
6 スタッフ
7 主題歌
7.1 エンディングテーマ
7.2 挿入歌
8 脚注・出典
9 関連項目
10 外部リンク
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本作の制作の発端となったのは、『仮面天使ロゼッタ』『千年王国III銃士ヴァニーナイツ』で知られる名プロデューサー・畑澤和也が、『宇宙刑事シャリバン』等の特撮TV番組での好演が光る俳優・渡洋史と共に構想していた自主映画である。レイアップの協力によりその自主映画がパッケージソフト化され、それをパイロット版としてテレビシリーズ化を企画していたものの、先にそのパッケージソフト自体が商品化されたというのが、本作誕生の経緯である[1]。
物語の骨子は「未来世界の技術を悪用する時空犯罪者、それを追う未来の時空刑事」という設定だが、これは畑澤が『時空戦士スピルバン』を見た際、作中でのコスチュームが未来的であったこと、主役俳優の渡が以前『宇宙刑事シャリバン』でも主役であったことから、自身の中で「未来から来た刑事」というイメージを形作ったことが由来とされる[2]。
渡は企画立案・構想から参加すると共に、第1巻・第2巻では自ら出演を果たし、本作第3巻では畑澤と共同で、初めて公式に監督を務めている[3]。
また、本作全3巻で各主人公を務めた新人女性アイドル3人は、アニメ『ジャングル黒べえ』の呪文「ベッカンコ」になぞらえて「ヴェッカん娘(こ)」の愛称で呼ばれ、各種イベントで活躍した。特にフランスのSF作品コンベンション「カルニスト[4]」に参加し、試写会と主題歌を披露した際は、当時フランスに「宇宙刑事シリーズ」が輸出されて大ブームを巻き起こしていたこともあってか、スタンディング・オベーションまで起きる大喝采を受けたという[1]。
後に、同じく渡が携わっている縁で、TV作品『アイドル刑事S』にも「ヴェッカー編」として、本作から時空刑事ユリー、ミリーがゲスト出演している[1]。
当初の企画であったシリーズ化は、後に本作の続編としてTV作品『時空警察ヴェッカーD-02』として実現することになり、本作品からは第3巻の主人公・時空刑事リリーがゲスト出演している。さらに2007年7月より、シリーズ第3弾『時空警察ヴェッカーシグナ』がTOKYO MXにて放送され、渡が6年ぶりにシリーズ再出演を果たした。
時は西暦2100年代。タイムホールが発見され、時間移動、いわゆるタイムトラベルが実用化されていた。だがそれは、過去の歴史に干渉することで世界を変えようとする「時空犯罪」をも生み出していた。この新たな犯罪の阻止の為、『T・P(タイムパラドクス)法案』に基付き、時間の秩序を守る国際時空警察機構『M・U・DIX (Merdian Unite Dimention Investigate eXpert) 』が設立された。
そして2130年。凶悪化の一途を辿る時空犯罪を実力で取り締まる為、M・U・DIXでも特に優れた能力を持つエキスパート・チームが結成された。一般の時空捜査官とは別に単独で任務にあたり、自らの判断で時空犯罪者を処罰する権限を持つ時空刑事。それがヴェッカー (Wecker) である。