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日本SF大賞(にほんエスエフたいしょう)は、1980年に日本SF作家クラブにより創設された賞である。主催は日本SF作家クラブ、後援は徳間書店。
日本のSFであれば、メディアや芸術のジャンルにかかわらず受賞の対象となるという特徴を持つ。小説や映画等の各ジャンルごとの賞は数多く存在するが、本賞のように様々な形態の作品が同じ土俵で評価されるものは珍しい。これまでにSF小説以外に評論や漫画、映画、アニメが受賞しており、ゲームも候補に上がったことがある[1]。
当時の日本SF作家クラブの事務局長の筒井康隆の働きかけで制定され、直木賞の落選経験を持つ筒井の意向によって制定当初は、候補者と候補作を発表しないことになっており、落選作が分からないように配慮されていた[2]。なお、筒井が本賞の制定に動いたのは、筒井が高く評価していた大江健三郎の『同時代ゲーム』が不遇だったため、受賞させて再評価させようという意図だったという[3]。
SFをプロパーしている作家による作品の受賞については「功労賞」的に与えられる場合も多く、1980年という時期から始まったこともあり、小松左京、筒井康隆、半村良、山田正紀など、必ずしもその作家のベスト作品に与えていない場合も多いという意見もある[4]。
目次
1 受賞作一覧
1.1 第1回から第10回
1.2 第11回から第20回
1.3 第21回から第30回
2 出典
3 関連項目
4 外部リンク
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第1回から第10回
第1回(1980年) - 堀晃 『太陽風交点』
第2回(1981年) - 井上ひさし 『吉里吉里人』
第3回(1982年) - 山田正紀 『最後の敵』
第4回(1983年) - 大友克洋 『童夢』
第5回(1984年) - 川又千秋 『幻詩狩り』
第6回(1985年) - 小松左京 『首都消失』
第7回(1986年) - かんべむさし 『笑い宇宙の旅芸人』
第8回(1987年) - 荒俣宏 『帝都物語』
第9回(1988年) - 半村良 『岬一郎の抵抗』、横田順彌・會津信吾 『快男児・押川春浪』
第10回(1989年) - 夢枕獏 『上弦の月を喰べる獅子』、特別賞 手塚治虫
第11回から第20回
第11回(1990年) - 椎名誠 『アド・バード』
第12回(1991年) - 梶尾真治 『サラマンダー殲滅』、特別賞 石原藤夫
第13回(1992年) - 筒井康隆 『朝のガスパール』
第14回(1993年) - 柾悟郎 『ヴィーナス・シティ』、特別賞 黒丸尚
第15回(1994年) - 大原まり子 『戦争を演じた神々たち』、小谷真理 『女性状無意識』
第16回(1995年) - 神林長平 『言壷』、特別賞 野田昌宏『「科學小説」神髄』
第17回(1996年) - 金子修介 『ガメラ2 レギオン襲来』
第18回(1997年) - 宮部みゆき 『蒲生邸事件』、庵野秀明 『新世紀エヴァンゲリオン』
第19回(1998年) - 瀬名秀明 『BRAIN VALLEY(上・下)』、特別賞 星新一、NHK人間大学(野田昌宏)『宇宙を空想してきた人々』、井上雅彦監修 『異形コレクション1〜6』