日本電気ホームエレクトロニクス株式会社(にっぽんでんきホームエレクトロニクス)は、かつて存在した日本電気(NEC)の子会社で、家電製品の製造販売を手がけていた。
略称はNEC-HE。1992年以降は NECホームエレクトロニクスを公式な通称として使用していた。
目次
1 概要
2 業務承継会社
3 主な製品
3.1 カラーテレビ、オーディオ
3.2 トランシーバー
3.3 冷凍冷蔵庫
3.4 洗濯機
3.5 エアコン
3.6 石油ファンヒーター
3.7 電子カーペット
3.8 家庭用ゲーム機
3.8.1 据え置き型
3.8.2 携帯型
3.8.3 周辺機器
3.9 バス用機器
4 関連項目
5 外部リンク
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1953年6月、NECのラジオ事業部を独立させ、新日本電気として発足。本社は大阪市、扱い品目は真空管、ブラウン管、照明器具、テープレコーダーなど。その後ラジオ受信機や白物家電の製造販売へ事業を拡充、1963年よりテレビ受像機の製造部門をNECから移管して総合電機メーカーとしての商品ラインを整備した。1970年代からは市民ラジオ・アマチュア無線機器も生産販売。
1980年代、家庭用VTR市場にベータフォーマット方式で参入、規格主幹であるソニーとは違った観点で製品開発を行い、高い技術力を発揮したが、ベータフォーマット方式の劣勢からVHS方式に転換。1982年、NECのパソコン事業の再編に伴い、家庭用パソコン(PC-6000シリーズ)の事業を、翌年残るすべての8ビットパソコン事業の移管を受ける。
また、1983年にはオーディオ分野に進出。CDプレーヤ(CD-803)やプリメインアンプ A-10などが好評を得る。特にA-10は採算を度外視して作られたと言われ、長岡鉄男などから絶賛をされる。
1989年にNECスーパータワーが完成してNEC本社が移転すると、それまでNEC本社が入っていた森永プラザビル(森永製菓本社)に本社を移した。
PC-FXの投入が家庭用ゲーム市場の読み違いで失敗したことなどの理由による1990年代後半の業績悪化により、1999年9月28日に発表されたNECグループの大規模構造改革によって事業分割・移管のうえ解散が決定、2000年3月31日をもってその幕を閉じた。2002年2月に清算完了、これをもって日本電気ホームエレクトロニクス株式会社なる法人は完全に消滅した。
PCエンジンやPC-FXなどの家庭用ゲーム機の開発・販売でも知られ、熱狂的なファンが今でもいる。
業務承継会社
NECライティング株式会社(照明器具・管球事業)
NECディスプレイソリューションズ株式会社(コンピュータディスプレイ、プロジェクタ)
同社は当初三菱電機との合弁で「NEC三菱電機ビジュアルシステムズ株式会社」という社名だったが、2005年3月31日を以て合弁解消、NECの完全子会社となって社名も変更。