日本軍
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この項目では戦前の日本が保有していた軍事組織について記述しています。戦後の日本が保有する軍事組織については自衛隊をご覧ください。

日本軍(にっぽんぐん、にほんぐん)とは広義には日本が有する軍隊のこと、狭義には第二次世界大戦で敗戦するまでの日本、すなわち大日本帝国が保持していた軍隊大日本帝国陸軍大日本帝国海軍の両軍)を指し、後者の場合は現在旧日本軍、または旧軍と略称される。さらに国軍、皇軍(こうぐん)、皇御軍(すめらみいくさ)、帝国軍、帝国陸海軍、大日本軍などの呼称もある。ここでは旧日本軍について主に記述する。
目次

1 組織

1.1 管区


2 歴史

2.1 創設


3 軍事機構の問題

3.1 政戦略の不一致

3.2 統合運用の障害


4 旧日本軍関連年表

4.1 明治期

4.2 大正期

4.3 昭和期


5 陸海軍共通の特務機関

6 脚注

7 参考文献

8 関連項目

9 外部リンク

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組織

以下は1937年昭和12年)頃の、日中戦争勃発以前の平時に於ける日本軍の組織である。

天皇統帥の下に陸軍海軍があり、それぞれ陸軍大臣海軍大臣軍事行政について天皇を輔弼した。陸軍の師団司令官、海軍の連合艦隊艦隊鎮守府司令長官は、天皇に直隷して部隊を指揮統率した。空軍は編制せず、陸海軍にそれぞれ航空隊があった。

陸軍は、内地東部中部西部に区分されてそれぞれの地域に防衛司令部が設置され、また内地に14個師団と北海道に1個師団が配備されていた。朝鮮には朝鮮軍司令部と2個師団が配備され、台湾では台湾軍司令部と台湾守備隊が置かれた。関東州満州には関東軍司令部と関東軍守備隊、内地、朝鮮には第一航空軍が設置されていた。

海軍は、平時の編制ではまず艦船を現役艦と予備艦に分け、現役艦を以って第1艦隊第2艦隊から構成される連合艦隊、または警備艦として鎮守府に所属した。

当初は、徴兵告諭の「海陸二軍ヲ備ヘ」など海軍を先に表記することもあったが、後世は陸海軍を併記する場合は陸軍を先に表記することが通常となった。

天皇

元帥府 - 天皇に対する軍事問題の最高顧問。元帥によって構成される。法的に定められた職責はない。

軍事参議院 - 重大な軍事問題についての天皇の諮問を受け、意見を上奏する合議機関。

大本営 - 戦争・事変の勃発を受けて、必要に応じて設置する。(日中戦争では1937年(昭和12年)11月20日に設置された。)

大本営陸軍部

大本営海軍部


陸軍

陸軍大臣 - 陸軍省を統括し、軍事行政について天皇を輔弼する。

参謀総長 - 帷幄の機関の長として、天皇に直隷し参謀本部を統括し、作戦計画・動員計画などを掌る。

教育総監 - 参謀総長・陸軍大臣・教育総監を陸軍三長官と称する。

防衛司令官(東部:東京警備司令官、中部:第4師団長、西部:第12師団長)

朝鮮軍司令官

台湾軍司令官

関東軍司令官(内地の師団が満州駐剳となり関東軍の指揮下に入った。1937年(昭和12年)当時は第1師団第2師団・第4師団・第12師団が駐剳任務に就いていた。)

支那駐屯軍司令官

第一航空軍司令官



海軍

海軍大臣 - 海軍省を統括し、軍事行政について天皇を輔弼(輔翼)する。

軍令部総長 - 帷幄の機関の長として、天皇に直隷して軍令部を統括し、作戦計画・動員計画などを掌る。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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