日本十進分類法(にほんじっしんぶんるいほう、NDC)は、日本で使われている図書館資料の分類法で、社団法人日本図書館協会が作成している。
英語表記の Nippon Decimal Classification の頭文字をとって「NDC」と呼ばれる。
分類としてはメルヴィル・デューイの考案したデューイ十進分類法の体系を用いながらも、区分についてはチャールズ・エイミー・カッターの展開分類法を元に日本に関連した項目を重視するなどの変更を加えて作成された。
目次
1 沿革
2 分類方法
3 一次区分「類」
4 分類の数字の意味
4.1 0類 総記
4.2 1類 哲学
4.3 2類 歴史
4.4 3類 社会科学
4.5 4類 自然科学
4.6 5類 技術・工学・工業
4.7 6類 産業
4.8 7類 芸術
4.9 8類 言語
4.10 9類 文学
5 参考資料
6 関連項目
7 脚注
8 外部リンク
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沿革
1928年 - 青年図書館員聯盟の機関紙『?研究』第1巻に森清が「和洋図書共用十進分類法案」を発表する
1929年 8月 - 「日本十進分類法」と改名し間宮商店から単行本として刊行される
1931年 6月 - 改正増補2版が刊行される
1935年 7月 - 改正増補3版が刊行される
1939年 1月 - 改正増補4版が刊行される
1942年 1月 - 改正増補5版が刊行される
1948年 - 日本図書館協会が日本十進分類法を森清の個人著作から継承する
1950年 7月 - 日本図書館協会が新訂6版を刊行する
1961年 4月 - 新訂7版が刊行される
1978年 5月 - 新訂8版が刊行される
1989年 - 機械可読化され NDC・MRDF8 が頒布される
1995年 8月 - 新訂9版が刊行される
分類に 0-9 の数字のみを用い、大から小に向かい順次10ずつの項目に分けるものである。基本的には 1-9 の九つに区分し、0 にはどれにも当てはまらないものを割り当てる。
もっとも大きな一次区分を「類」と呼び、0-9 の10種に分類される類目表を構成する。次の二次区分は「綱」と呼び、「類」の 0-9 それぞれが10ずつに区分けされ、すべて合わせて100種に分類される綱目表が構成される。更に次の三次区分は「目」と呼ばれ、綱目表のそれぞれを同様に各10種ずつに区分けして要目表が構成される。以下も同様にそれぞれを10ずつ細分化して分類する。
それぞれの段階で10ずつの分類となるため、適当な分類とならない場合が発生する。本来10以上に分類することが適当な場合には、類似の項目に含めて分類するか、又は1-8に主要な項目を割当てその他の項目に9を与えて10種に収めている。その他に9を与えている場合、9にある項目は本来あるべき区分より一段細かい区分で更に分類されることになる。
以下に類目表を示す。
0類 総記
1類 哲学
2類 歴史
3類 社会科学
4類 自然科学
5類 技術・工学・工業
6類 産業
7類 芸術
8類 言語
9類 文学
括弧で括ってあるものは、最新の新訂9版(1995年改訂)には含まれない分類を示す。さらに詳しい分類は、『日本十進分類法』(日本図書館協会)を参照。
0類 総記
000 総記
002 知識・学問・学術
002.7 研究法・調査法
007 情報科学
007.1 情報理論
007.11 サイバネティクス
007.13 人工知能
007.2 歴史
007.3 情報社会
007.35 情報産業
007.4 情報源
007.5 情報管理
007.53 索引法
007.54 抄録法
007.57 情報の標準化
007.58 情報検索
007.6 情報処理
007.609 データ管理
007.61 システム設計
007.63 ソフトウェア
007.632 エキスパートシステム