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日本人(にほんじん・にっぽんじん)とは一般に以下のいずれかの分類の人々を指す[1]。
国家的分類:日本の国籍を有する者。日本国民[2]。
人類学的分類:モンゴロイドの一つ。皮膚は黄色、虹彩は黒褐色、毛髪は黒色で直毛。言語は日本語[2]。旧石器時代または縄文時代以来、現在の北海道から沖縄諸島(南西諸島)までの地域に住んだ集団を祖先に持つ[3]。
民族的分類[4]:日本国において98.5%の多数派[5]を占める民族である大和民族(日本民族ともいう[6])のこと[7]。
日本では国籍、文化・習俗・民族、遺伝的形質のそれぞれを基準とした分類による「日本人」の対象が重なる割合が比較的高いと認識されているため、概念的にもどの基準によるものかは日常的には明確にされず、しばしば混同される。
目次
1 遺伝的起源
1.1 言語
2 日本人の民族としての形成
3 大日本帝国時代の日本人
4 日本は単一民族国家であるか
5 身体的特徴
6 脚注
7 関連項目
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1980年代からのミトコンドリアDNA研究の進展により、ヒトの母系の先祖を推定できるようになった。これにより、アフリカ単一起源説がほぼ証明され、また民族集団の系統も推定できるようになった。
従来の定説は、日本人の起源は南方系の縄文人と北方系の弥生人であるとする埴原和郎の二重構造説だった。しかし、縄文人・弥生人と同じミトコンドリアDNAが北東アジア(中国、シベリア、ブリヤート、朝鮮半島)を中心に分布していることが明らかにされ、二重構造説は否定された[8][9]。また日本人(大和、アイヌ、沖縄人)は、遺伝学的には大差はなく、比較的均一性が高いとされた[10][11]。またヒト白血球型抗原の分析から、現代日本人は均一性が高い民族であるとされた[12]。
一方、母系をたどるミトコンドリアDNAに対して、父系をたどるY染色体は長期間の追跡に適しており、1990年代後半から研究が急速に進展した[13][14][15]。ヒトのY染色体のDNA型はAからRの18系統があり、これらはアフリカ限定のA系統とB系統、出アフリカのC系統、DE系統、FR系統に分けられる[16]。これら5系統のうち、世界の多くの地域ではせいぜい2系統しか見られないが、日本人にはC,DE,FRの出アフリカ3系統すべてが見られ、従来の予想に反して日本人の遺伝子は多様であることが分かった。以下にY染色体のDNA型の比率を示す[16]。複数の論文からの引用なので、合計が100%にならない。空欄は資料なしで、0%の意味ではない。
CDEFR
C1C3D1D2D3NO1O2aO2bO3
日本アイヌ013088000000
青森8003908003115
東京1214000312614
静岡5203302003620
徳島10302607003321
九州4802804203626
北琉球4003900003016
南琉球0040067
北アジアオロチョン91000