日本中央競馬会(にっぽんちゅうおうけいばかい・にほんちゅうおうけいばかい)は、中央競馬を主催・施行すると共に、中央競馬を開催する競馬場やトレーニングセンター、競走馬の育成場などの施設を保有する農林水産大臣の監督下にある全額国出資の特殊法人である。
監督部局は農林水産省生産局畜産部競馬監督課である。世界最大の馬券売り上げを誇り、毎年3,000億円以上を売り上げの一部から国庫に納入している。
また日本中央競馬会主催するレースの賞金は世界に冠たる高水準[1]とされ、世界的に一部高額なレースはあるものの、平均的に見れば日本中央競馬会の主催する重賞レースの賞金は非常に高い。
さらに、馬主団体と呼ばれる馬主の団体の運営費を日本中央競馬会が持っている[2]。これは「競走協力金」と呼ばれ、各レースの上位3頭の馬主が所属する馬主協会に支給される。
略称の「JRA」は、英文表記の「Japan Racing Association」の頭文字を取ったもの。以前は「NCK(Nippon Chuo Keiba-kaiの略)」という略称であったが、1987年に略称が変更された。現在でも電話投票等の口座振替で「NCK」の文字を見ることができる。
目次
1 沿革
2 運営
3 主な施設
4 広告・PR
4.1 JRA年間キャンペーン
4.2 JRAブランド広告
4.3 JRA制定前のキャッチフレーズ
4.4 マスコット
4.5 提供番組(競馬関連番組以外)
5 歴代理事長
6 主な関連企業
7 JRA柔道部
8 関連記事
9 外部リンク
10 脚注
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行政のスリム化を計る吉田茂内閣の下、国営競馬の存在が問題視されたことをきっかけに農林大臣の諮問機関における議論を経て1954年9月16日に設立。国営競馬から施行を引き継いだ。
業務内容は競馬の施行や馬券の発売のみならず競走馬の研究、競馬に関する広報活動(その一環として優駿の発行やJRA賞の制定)なども行っている。
日本中央競馬会の運営は、公正さが求められる為、競馬法、日本中央競馬会法などの法律により厳しく定められている。
中央競馬は週末、休日開催が原則で、年間288日開催。
2007年、特殊法人改革の一環として競馬法が改正され、役員会にあたる理事会が廃止され、日本放送協会(NHK)のように、役員組織の上部に最高意思決定機関として、政府によって外部から選ばれたメンバーで構成される経営委員会が設けられ、JRAの運営を監視・指揮することとなった。[3]
主な施設
競馬場
中央競馬#競馬場一覧を参照。
場外勝馬投票券発売所(ウインズ)
トレーニングセンター
美浦トレーニングセンター(茨城県稲敷郡美浦村)
栗東トレーニングセンター(滋賀県栗東市)
競馬学校(千葉県白井市)
競走馬総合研究所 (栃木県宇都宮市)
馬事公苑(東京都世田谷区)
競馬博物館(東京都府中市・東京競馬場)
根岸競馬記念公苑・馬の博物館(神奈川県横浜市中区)
日高育成牧場 (北海道浦河郡浦河町)
宮崎育成牧場 (宮崎県宮崎市)