新選組(しんせんぐみ)は、江戸時代後期の幕末期に、主として京都において、反幕府勢力弾圧・警察活動に従事したのち、旧幕府軍の一員として戊辰戦争を戦った軍事組織である。新撰組と表記された資料も多い。局長の近藤勇自身、「選」「撰」の両方の字を用いている。
目次
1 概要
2 歴史
2.1 結成
2.2 発展
2.3 解散
3 年表
3.1 文久3年
3.2 元治元年
3.3 慶応元年
3.4 慶応2年
3.5 慶応3年
3.6 慶応4年
3.7 明治2年
4 実像
4.1 局中法度・内部粛清
4.2 治安維持
5 装備
5.1 羽織
5.2 隊旗
6 組織
6.1 歴代局長
6.1.1 会津新選組隊長
6.1.2 箱館新選組隊長
6.2 歴代副長
6.3 総長
6.4 参謀
6.5 組長・組頭
6.6 諸士取調役兼監察方/浪士調役
6.7 勘定方
6.8 会計方
6.9 伍長
6.10 初期副長助勤
6.11 国事探偵方
6.12 文武師範
6.13 平隊士/同志
6.13.1 美男五人衆
6.14 自称新選組隊士・関係者など
6.15 壬生浪士組同士
6.16 箱館新選組
6.17 医師
7 新選組を題材にした作品
7.1 小説
7.2 テレビドラマ
7.3 映画
7.4 舞台
7.5 漫画作品
7.6 アニメーション
7.7 ゲーム
8 関連項目
9 外部リンク
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幕末に設置された京都守護職である会津藩主、松平容保の配下に置かれた。会津藩には武士身分で構成される正規治安部隊、京都見廻組(組長=佐々木只三郎)があり、農民・商人身分で構成される新撰組(組長=近藤勇)は、会津藩の京都における非正規治安部隊(後年は近藤らは幕臣になり正式な治安部隊になる)である。新選組はいわば“佐幕派の人斬り集団”(本当は捕縛することが目的なのだが、逃げようとしたり、斬りかかって来る不逞浪士があまりにも多かったため)であり、池田屋事件などで京都に潜伏する過激派尊王攘夷論者や不逞浪士の取り締まりにあたった。その一方で、近藤らは新選組内部で凄惨な権力闘争を行い、敵対勢力を容赦なく殺害した。内規に反した等として粛清された者は相当数にのぼり、一説には勤皇志士との斬りあいで死亡した者より、粛清で落命した者の方が多いともいう。
新選組は、武士になることを宿願としており、目的達成のために武士に匹敵する活躍をしたため、特に現代の若者たちから幕末日本を象徴する存在とみなされ、根強い人気を誇る。新選組組員の墓参りをする女性ファンも多く、坂本龍馬ら勤皇の志士と共に“日本史のアイドル的存在”となっているが、明治政府がかれらと敵対する勤皇派志士たちによって設立された経緯もあり、近年まで史学的にもほとんど注目されることがなく、現在における人気は子母沢寛や司馬遼太郎らによる新選組をテーマにした数々の小説やTVドラマ・映画等の影響が大きい。