日本語訳聖書 +/-
明治元訳 (1887年)
大正改訳 (1917年)
口語訳 (1954年)
新改訳 (1970年)
共同訳 (1978年)
新共同訳 (1987年)
新共同訳聖書(しんきょうどうやくせいしょ)とは、聖書の日本語訳の一つ。1987年に初版が刊行された。正式英語名は The Bible, The New Interconfessional Translation。
20世紀後半以降、近代以降のエキュメニズム(教会一致運動)の流れに沿って、それまで異なる聖書を用いてきたカトリック教会とプロテスタント諸派が世界各国で共同して聖書の翻訳に取り組んだ。日本でもこの流れを受けて超教派のメンバーからなる翻訳委員会が結成され、まず1978年に共同訳聖書(新約のみ)を世に問うた。しかし、共同訳聖書は「イエスス」「パウロス」などの固有名詞の原音表記主義や、翻訳が意訳すぎて従来親しまれた言葉が消えてしまったなどのために評判がよくなく、あまり受け入れられなかったため、新たな共同訳聖書の翻訳が行われた。これが新共同訳聖書である。
新共同訳聖書は旧約聖書と新約聖書全巻の翻訳であり、教派によって扱いの分かれる書物(第二正典、Deuterocanonical books)も「旧約聖書続編」という名称で収録している。翻訳の底本は旧約聖書(ヘブライ語)がドイツ聖書協会発行のビブリア・ヘブライカ・シュトゥットガルテンシア、新約聖書(ギリシア語)が聖書協会世界連盟のギリシア語新約聖書修正第三版(ネストレ・アーラント第26版)、旧約聖書続編が『ギリシア語旧約聖書』(ゲッティンゲン研究所)である。
翻訳委員会のメンバーには現代日本を代表する聖書学者、プロテスタント、カトリック教会の神学者など多くのメンバーが名を連ねた。日本ハリストス正教会からの参加もあったが、教義解釈の違いから最終的なメンバーには名前を残していない。
新共同訳聖書は日本聖書協会から出版されており、旧約・新約全書、旧約聖書のみ、新約聖書のみ、旧約聖書続編付き、引照付き(新約聖書の箇所は旧約聖書のどの箇所から引用されたかなどを脚注で示す)、大文字版、英語版との両語版(TEV/ ⇒GNTおよびNIV)、韓国語版との両語版など、さまざまな形で出ている。
現代口語による翻訳というだけでなく、多くの教会での典礼や礼拝に用いるための聖書を目指したことから、いろいろな教派の翻訳慣行を取り入れている。その結果、従来の聖書翻訳にはなかった独特な語法もみられるが、現代の日本ではもっともよく読まれ、用いられる聖書となっている。カトリック教会、日本キリスト教団、ルーテル教会諸派、日本聖公会など多くの教派で主要な聖書として用いられ、典礼や礼拝の場で広く使われている。
なお、日本で比較的広く使われている聖書日本語訳には、新改訳聖書がある。
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ビニールクロス装小型聖書
ISBN 4-8202-1204-4
外部リンク
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更新日時:2008年8月17日(日)20:13
取得日時:2008/08/19 01:49