教職課程
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教職課程(きょうしょくかてい、: course of school education staff)とは、教育職員免許法昭和24年法律第147号)に基づいて、教員の免許状の普通免許状(専修免許状、一種免許状、二種免許状)の授与を受けるのに必要とされる科目単位を、大学短期大学および大学院を含む)などで履修する課程のことである。

教職課程の語は、法令に基づく用語ではなく、現場で慣習的に用いられている語である。したがって、教員の免許状を受ける課程であっても、大学等によっては「教職課程」の語を用いてなく、別の語を用いている場合もある。
目次

1 概要

2 科目

2.1 教科に関する科目

2.2 教職に関する科目

2.3 特別支援教育に関する科目

2.4 養護に関する科目

2.5 栄養に係わる教育に関する科目

2.6 又は科目

2.7 教育職員免許法施行規則第66条の6に定める科目


3 関連項目

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概要

教員免許状は教職課程のある大学(以下教員免許課程認定大学)によって取得するのが一般的であるが、各都道府県の教育委員会が実施する教育職員検定では、一部の単位を教育職員免許法認定講習や教職課程の無い大学で習得する方法がある。

また、文部科学省やその委嘱を受けた大学が実施する教員資格認定試験、教育職員免許法施行法を根拠規定にする方法など、教職課程によらずに授与を受ける方法もある。

教育学部の教員養成課程などでは、教職課程が必ず設けられ、課程にある科目は卒業に必要な必修科目であるが、それ以外の課程や他の学部では、教職課程を履修しなくても卒業することができる。

教職課程によって教員免許状の普通免許状の授与を受ける場合、「教科に関する科目」(養護教諭の場合は「養護に関する科目」、栄養教諭の場合は「栄養に係わる教育に関する科目」)と「教職に関する科目」の双方を学ぶ。特別支援学校の普通免許状の授与を受ける場合は、さらに「特別支援教育に関する科目」が加わる。

教職課程は、これらの科目を履修する課程の総称であるが、特に「教職に関する科目」のための課程をいうことも多い。「教職に関する科目」の中には、科目「教育実習」(養護教諭の場合は、「養護実習」)が含まれ、その指導が大きな負担であることから、教育学部以外の学部では教職課程を定員制にしたり、教職課程履修料を徴収したりする。

また、文部科学省が定める必要科目の単位も教職課程とは、別に取得していなければならない。教員免許法の種類、授与される教科・分野の別などは、教員免許状を参照すること。

なお、介護等の体験は、通例、小学校および中学校の教員の免許状の授与を受ける場合は、原則として必要となるが、介護等の体験が「授業科目として」実施されることは少ない。


科目

免許状の授与を受けるのに必要な科目は、教員免許課程認定大学の授業科目として開講される。これらの授業科目の名称は、各大学が定めることととなっているため、各大学で授業科目の名称が異なっている。


教科に関する科目

教科に関する科目は、幼稚園では、小学校の教科に関する科目について修得することとなっている。小学校では、国語(書写を含む)、社会、算数、理科、生活、音楽、図画工作、家庭、体育である。中学校、高等学校では、それぞれ、教科・分野毎に定められている。

また単位の履修方法については教育職員免許法5条別表第1、教育職員免許法教育職員検定6条別表3, 4, 5, 8は、原則教員免許課程認定大学で取得なければならないが、教育職員検定の6条別表3, 4, 5, 8は課程認定の無い大学(例:玉川大学の数学の単位、放送大学の単位)や教育委員会の教職認定講習等も教育委員会が認めれば含めることができる。

科目については大学・短期大学ごとに、教職課程として必要な分野をカバーするよう構成されているが、そのために修得すべき科目数・単位数は必ずしも一致せず、それぞれの教育課程により異なる。また、科目に対する重点の置き方は学校ごとに異なる。


教職に関する科目

教科等に関係なく、同一校種等(幼稚園、小学校、中学校、高等学校、養護教諭、栄養教諭)について教職課程において共通した必修科目である。ただし、修得すべき科目は、同一校種等、免許状の区分により一部異なる。また「教育実習」は、免許状の授与を受けようとする学校の段階により実習の期間が異なる。

同一校種等について教職課程において共通した必修科目であるので、単位の履修方法については教育職員免許法5条別表第1?2.2では教員免許課程認定大学で授与を受けたい同一校種等の課程のある大学で取得しなければならい。したがって中学校の課程認定しか受けていない大学であれば、その単位を高等学校の授与を受ける場合に申請することができない。ただし、教育職員免許法施行規則第六条表備考には例外がある。また2校種以上の課程認定を受けている場合では、たとえば中学校と高等学校で共通の単位としているところもあり。その場合は1つの教科を履修し単位を修得すれば、どちらの校種にも授与申請ができる。また、教職用単位履修証明書は校種等ごとに発行される。

科目内容に含めることが必要な事項授業科目の名称の例


教職の意義等に関する科目


教職の意義及び教員の役割


教職入門

教職概論

教育職の研究

教職原論

教育職業論

教師形成論

教職の役割

教師論

教師入門セミナー

教職の理解

教職教育学

教職論


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki