政策科学(せいさくかがく)とは、政府などの公的機関が行う様々な政策にまつわる学問である。
最も直接的なものとしては、具体的な政策課題を取り上げて関連の政策との整合性や予想される効果について論じ最も望ましい政策を探るものや、既存の、または施行前の政策について評価する(費用対効果分析など)研究がある。
加えて、政策の立案過程や関連組織、政策課題や政策に関連する社会的背景などの研究もある。
政策科学の研究は法学、政治学、行政学、経済学と重複する分野が特に多いほか、個別の政策課題に応じて様々な分野と関連する。研究者も、政治、法律、行政、経済などの知識の他、環境問題、医療・福祉問題、商取引、先端技術など政策課題に応じた様々な分野の知識を持つ者がこの分野の研究に携わることになる。
分野の成立については、第二次世界大戦中のアメリカが起源であるとする説がある。
アメリカの第32代大統領のフランクリン・ルーズベルトによる、アメリカ史上初ともいわれる経済計画の「ニューディール政策」が行われた。そのなかで、国家復興法、農業調整法、テネシー渓谷開発公団の設立などの国家計画が次々と発表され、統計や科学的管理の手法を用いた政府の行政管理が行われた。このような積極的な政策介入が、政府部門に社会科学者の流入をもたらし、戦後の大統領経済諮問委員会設立へとつながった。
政策科学の最も顕著な成長は、60年代からである。ジョンソン政権からケネディー政権まで、行われた「偉大な社会」プログラムによって、史上まれに見るほどの社会実験が行われた、全米にシンクタンクや政策系大学の発展をもたらした。
特に、ケネディ政権下で行われた、教育、住宅、保健政策は、完全雇用や黒人などのマイノリティーへの支援策は、「対貧困戦争」と呼称され、政策評価法などの法整備も進んだ。
■政策系大学
愛媛大学法文学部総合政策学科
千葉大学法経学部総合政策学科
北九州市立大学法学部政策科学科
岩手県立大学総合政策学部
高崎経済大学地域政策学部
法政大学社会学部社会政策科学科
関西学院大学総合政策学部
慶應義塾大学総合政策学部
早稲田大学社会科学部社会科学科
中央大学総合政策学部
同志社大学政策学部
東北文化学園大学総合政策学部
徳島文理大学総合政策学部
立命館大学政策科学部
南山大学総合政策学部
千葉商科大学政策情報学部政策情報学科
関西大学政策創造学部
■政策系大学院
政策研究大学院大学政策研究科
筑波大学大学院経営・政策科学研究科
岩手県立大学大学院総合政策研究科
福島大学大学院地域政策科学研究科
高崎経済大学大学院地域政策学研究科
茨城大学大学院人文科学研究科地域政策専攻
千葉大学大学院社会科学研究科総合政策専攻
一橋大学大学院国際企業戦略研究科租税・公共政策専攻
大阪大学大学院国際公共政策研究科
大阪市立大学大学院創造都市研究科・都市政策専攻
愛媛大学大学院法文学研究科総合法政策専攻
北九州市立大学大学院法学研究科政策科学系
熊本大学大学院法学研究科公共政策専攻
東京大学大学院公共政策大学院
京都大学大学院法学研究科国際公共政策
東北大学大学院公共政策大学院
旭川大学大学院経済学研究科地域政策専攻
尚美学園大学大学院総合政策研究科
聖学院大学大学院政治政策学研究科
千葉商科大学大学院修士課程政策情報学研究科
千葉商科大学大学院博士課程政策研究科
麗澤大学大学院国際経済研究科政策管理専攻
専修大学大学院経済学研究科政策科学専修
中央大学大学院総合政策研究科
東洋大学大学院経済学研究科先端政策科学コース
法政大学大学院政策科学研究科
明治大学大学院ガバナンス研究科
早稲田大学大学院社会科学研究科政策科学論専攻
早稲田大学大学院公共経営研究科