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括弧(かっこ)とは約物の一つ。言語の記述の中で、その一部を一対の括弧で囲むことにより、その中と外とを区切る役割を果たす。
括弧は対で使用されるが、先に記述される括弧を括弧開き(かっこひらき)、後に記述される括弧を括弧閉じ(かっことじ)と呼ぶ。横書き表記の記述においては、相対的に左括弧(ひだりかっこ)・右括弧(みぎかっこ)とも呼ぶ。
また、対となる括弧がそれぞれ、縦並びの括弧を縦括弧(たてかっこ)、横並びの括弧を横括弧(よこかっこ)と呼ぶ。
括弧は、数学においても頻繁に用いられ、特殊な意味を持つ。
目次
1 起源
2 種類
3 丸括弧()
3.1 二重丸括弧??
4 鉤括弧「」
4.1 二重鉤括弧『』
4.2 鉤括弧と二重鉤括弧の使い分け
5 角括弧[]
6 波括弧{}
7 亀甲括弧〔〕
7.1 二重亀甲括弧??
8 山括弧〈〉
8.1 二重山括弧《》
8.2 ギュメ≪≫
9 隅付き括弧【】
9.1 隅付き括弧(白)??
10 脚注
11 関連項目
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江戸時代以前の文献では見られないため、明治維新辺りの時期に輸入された物と想像されるが、日本語には鉤括弧が先にあったとする説もある。(鉤括弧参照)詳細は不明。
括弧には、丸括弧(まるかっこ)、鉤括弧(かぎかっこ)、二重鉤括弧(にじゅうかぎかっこ)、角括弧(かくかっこ)、波括弧(なみかっこ)、亀甲括弧(きっこうかっこ)、山括弧(やまかっこ)、二重山括弧(にじゅうやまかっこ)、隅付き括弧(すみつきかっこ)などの種類がある。
そのうち、日本語の補助記号に当たるのは、丸括弧・鉤括弧・二重鉤括弧である。これらは、句点(。)・読点(、)・中点(・)と合わせて区切り符号と呼ばれる。
丸括弧(まるかっこ)は、小括弧(しょうかっこ)、パーレンとも言う。一般に括弧と言った場合は丸括弧を指す。「パーレン」の語は、ドイツ語で丸括弧を示すParentheseに由来する。
語句または文の次に、それらについて特に注記を加えるときに用いる。
語句の読みを示す場合に用いる。
説明文自体または読み飛ばせる追記事項などを書く場合がある。
横括弧は、箇条書きの文章で、それぞれの条文の番号等を囲むのに用いる。例:(1)、(ア)。左括弧を省略することもある。例: a)
数式においては、式をグループ化して演算の優先順位の明示・変更を行うときに用いる。プログラム言語でも同様の用途で使用する言語が多い。
数学やプログラミング言語で、関数の引数を明示するのに用いる。
幾何学で座標を示す場合に1座標の定義を示す。
行列を表す目的で使用する。
数学の区間において、開いていることを示す。
BASICやJavaScriptなどの一部のプログラミング言語やスクリプト言語では配列の要素を指定するのにも用いる(JavaScriptでは通常は半角ブラケットを使用するが半角パーレンも使用可能)。
記号UnicodeJIS X 0213文字参照名称
(U+00281-1-42(始め小括弧、始め丸括弧
)U+00291-1-43)終わり小括弧、終わり丸括弧
二重丸括弧??? ?
丸括弧を2つ重ねるか繋げた括弧で、二重丸括弧(にじゅうまるかっこ)や二重括弧(にじゅうかっこ)、二重パーレンと呼ばれる。
)は「こっか」と呼ばれることもある。
表示する字形は((と横に並べるだけの場合と、(を白抜き文字にする場合がある。
日本語の文法においては補助記号に当たらず、決まった用途はない。
注記を記載する場合に使用されることが多い。
記号UnicodeJIS X 0213文字参照名称
?U+FF5F1-2-54⦅始め二重パーレン、始め二重括弧
?U+FF601-2-55⦆終わり二重パーレン、終わり二重括弧
鉤括弧(かぎかっこ)
旧来、人の会話部分を庵点を示す?と、改行を示す記号の鈎画の間に囲まれていたところから、会話の箇所を囲む括弧として鉤括弧ができたといわれている。
引用(引用符)、あるいは特に注意を喚起する語句を挿入する場合も用いられるようになった。
題目(題名、表題、外題、箇条、主題、問題、名目)など特に提示する場合に用いる。
「いわゆる」「いわば」という、言葉を文字通りに受け取ってはいけないということを示す際に用いる。鉤括弧を付けた相手に、「相手はそう自称しているが、自分は認めない」という意思表示になる( ⇒IV 国鉄分割・民営化関連諸法の成立と新会社への移行準備の「労働組合」、日本共産党のニセ「左翼」暴力集団の「左翼」の用法などを参照)。