投票券_(公営競技)
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出典検索?: "投票券" 公営競技 ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2015年6月)

日本公営競技における投票券(とうひょうけん)とは各競技における競走対象の着順を予想して投票(購入)し、結果に即し配当を得るためのである。本項の倍率は断りのない場合、現在の日本で使われている100に対する配当金を示す方式を用いる。
正式名称および略称

各競技ごとの投票券には、以下のような正式名称および通称(略称)がある。

競技正式名称通称
競馬勝馬投票券(かちうまとうひょうけん)[注 1]馬券(ばけん)
競輪勝者投票券(しょうしゃとうひょうけん)車券(しゃけん)
競艇(ボートレース)勝舟投票券(かちふねとうひょうけん)舟券(ふなけん)
オートレース勝車投票券(かちぐるまとうひょうけん)車券(しゃけん)

競輪と競艇については、略称についても法律上の定めがある(競輪:自転車競技法第1条第5項、競艇:モーターボート競走法第2条第5項)。
発売形式

日本公営競技における投票券はパリミュチュエル方式によって行われている。
発売単位

現在、ほとんどの投票券の最低発売単位は100である。これは「1枚は10円」であるが「10枚分以上を1枚で代表する投票券を発売することができる」という各関連法に依拠している。投票券の券面にも「1枚が10円」あるいは「表示の1枚は本来の1枚分10円を10枚束ねた100円相当」である旨が記載されている。

例外として、南関東地方競馬の各競馬場のレースを対象としたトリプル馬単では、購入額が10円1口(ただし最低5口)となっている(当該項目を参照)。また、競輪・オートレースの重勝式車券の一部に、1口200円?2000円での発売となっているものがある。

現在は1枚の紙に複数の投票が記載されているユニット投票券が主流となっており[1]、自動発券機で発売されている。かつては1枚100円で1種類のみの投票券やそれを1000円単位にまとめた「特券(とっけん)」(現在でもわずかに聞かれる用語である[2])で発売されており、購入の際はそれぞれの買い目ごとに窓口が設定されていて購入者は必要に応じて複数の窓口を渡り歩いて購入していた[注 2]
高額配当となる投票券

倍率(オッズ)が100倍を超える投票券は100円に対する払戻金額が1万円を超えるため、以下のように呼ばれている。

競馬:万馬券(まんばけん)、略して万券(まんけん)とも言う。

競輪・オートレース:万車券(まんしゃけん)

競艇:万舟(まんしゅう)

発売単位の例外

中央競馬の一部の発売所では、発売単位が500円や1000円などとなっている場合もある。これは客の動線上便利な立地条件であり必然的に混雑が見込まれることに加え、発売所の売場面積が狭く収容人員が限られるため来客数を絞りたい場合や客が集中しやすいフロアの混雑を避けるためという理由があげられる[注 3]ほか、入居している建物の老朽化により改築(建て替え)を行う際、代替地が確保できない場合[注 4]といったケースもある。

なお発売単位において「1点あたり500円以上100円単位」と表記されている場合は、購入する組番1点につき最低500円以上でなければ購入できない。500円を超える場合は、100円ずつ加算できる。

また日本の中央競馬では混雑が予想されるクラシック競走天皇賞(春・秋)、有馬記念などの主要レース開催日に一部のウインズ(場外発売所)で発売単位を切り上げたり、あるいは発売レース数を制限(後半6レースなど)する事例もある。
払戻

払い戻しにおいては、投票券発売総額に対して主催者収入が所定の割合(控除率)で差し引かれ、残りが的中者への配当となる(パリミュチュエル方式)。
計算

的中となる組み合わせが全P通りある場合(複勝式・ワイドや、それ以外でも同着があった場合は二つ以上がありうる。また複勝式・ワイドで本来的中となる組み合わせのうち一部のみ投票数が0であった場合は減りうる)、k番目の組み合わせに対する払戻金の総額は以下の通りとなる(競馬法施行規則第9条、モーターボート競走法施行規則第28条、自転車競技法施行規則第23条、小型自動車競走法施行規則第21条)。Pが0の場合はこの規定は適用されず、後述の「特払い」となる。

払戻金総額:[WTemplate:Subk+(D/P)]×R=a×[wTemplate:Subk+(d/P)]×R

ただし、重勝式のキャリーオーバーがある場合や、その他の払戻金上乗せ施策により、これ以上の額となる場合もある。

これにより、k番目の組み合わせの的中1票あたりの払戻金は以下の通りとなる。

1票あたりの払戻金:a×[1+(d/wk)/P]×R(ただし、実際には端数切り捨てがかかる)

ただし、的中時の払戻額は発売額を下回ることはない。従って wk>(d/P)×R/(1-R)(⇔ a×[1+(d/wk)/P]×R<a)の場合は発売額がそのまま払い戻される。

1種類の組み合わせのみが的中の場合は、d=u-w1なので、a×[1+d/w1]×R=a×[1+(u-w1)/w1]×R=U×R/wTemplate:Sub1である(全投票額から控除率ぶんを差し引いた残りを、投票数で割った金額が払い戻される)。

複数の組み合わせが的中となる場合は、的中しなかった金額を的中した組み合わせごとに等分して払戻金に充当することになる。





a:1票あたりの金額

wk:k番目の組み合わせへの投票数、Wk=a×wk:k番目の組み合わせへの投票総額

d:的中しなかった投票数、D=a×d:的中しなかった投票総額(いずれも、返還となった投票はこれには含めない)

u:全投票数、U=a×u:投票総額

R:払戻率(100%-控除率)

控除率

各競技における控除率は以下の通りである(後述の「特払い」はこの限りではない)。

競艇・競輪:25%

オートレース:30%(2012年途中までは25%
[注 5]

競馬:改正競馬法(2012年成立)が施行された2014年4月1日以降、各主催者がそれぞれの裁量により、投票法(詳細は「投票法の種類」節を参照)ごとに異なる控除率を設定している(以下の表を参照)。競馬法第8条・第22条により、控除率の上限は30%、下限は「農林水産大臣が定める率」となっている[注 6]

2014年途中までの制度では、支持率によって変動する方式が採用されており、18%から26.2%(端数切捨てにもよるが、およそ払戻が300円を越えると25%、2000円を越えると26%以上となる。中央競馬の単勝・複勝はこれから5%引き)となっていた。計算式は具体的な払戻計算式を知りたいのですが?(日本中央競馬会)を参照。

競馬主催者別・投票法別の控除率主催者投票法備考
単勝複勝ワイド枠連
(枠複)馬連
(馬複)枠単馬単3連複3連単重勝式
JRA
中央競馬[7]20%22.5%?25%27.5%30%2014年6月7日より変更
北海道[8]20%25%?25%30%2014年度当初(4月23日)より変更
重勝式は2014年8月19日より導入[9]
兵庫[10]20%25%22.5%?25%27.5%30%2014年度当初からはJRAと同一[11]
2015年度より再変更
佐賀[12]20%25%?25%27.5%30%2014年度当初より変更


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