循環器学(じゅんかんきがく、英Cardiology)とは、人体の心臓および血管等の循環器(Circulatory)系を中心に診療研究する内科学の一分野。
語源でもある「Cardiology(心臓学)」という名称からわかりように、主に心臓を研究する分野として発展して来た。主な学説に血液循環説等がある。 胸部外科学連携して治療にあたる。
ご自身の健康問題に関しては、専門の医療機関に相談してください。免責事項もお読みください。
目次
1 症候
2 病態
3 虚血性心疾患
4 不整脈
5 弁膜症
6 先天性心疾患
7 心筋症
8 感染性疾患
9 血管疾患
9.1 動脈性疾患
9.1.1 大型動脈の疾患
9.1.2 中型動脈の疾患
9.1.3 小型動脈の疾患
9.2 静脈性疾患
10 心膜疾患
11 血圧の異常
12 検査
13 関連項目
14 関連書籍
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主な症候には
心雑音
心不全
動悸
チアノーゼ
チアノ?ゼ性心疾患
検査は、血液検査では二次性赤血球増加症を伴うのでDNA代謝産物である尿酸が蓄積して高尿酸血症を呈する。
心房細動(Af)
等がある。
病態
右室負荷
右室負荷(うしつふか)は右室に負荷がかかった病態。
検査
聴診ではII音肺動脈成分IIpが大きく聞こえる。
虚血性心疾患
冠動脈疾患
狭心症・心筋梗塞といった冠動脈疾患をみる。カテーテルという細い管を手や足の血管から心臓に進めて診断、治療を行う。
不整脈頻脈・徐脈・心房細動と入った心臓の動作が異常な疾患を見る。診断や治療は、心電図判読や抗不整脈薬の投与が中心になる。近年ではカテーテルアブレーション法という治療法も確立している。心室頻拍(VT)や心室細動(Vf)に対しては植え込み型除細動器(Implantable Cardioverter Defibrillator ICD)の挿入が行われている。
弁膜症は、心臓の中にある弁が正常に機能しなくなる疾患の総称。弁膜性心疾患とも言う。
先天性心疾患
心房中隔欠損症 (ASD)(ICD-10: Q21.1)
心室中隔欠損症 (VSD)(ICD-10: Q21.0)
右心室と左心室を隔てる心室中隔に穴が開いた病気。短絡性心疾患の一つ。病態は、心臓は左室系のほうが右室系よりも高圧なので、血液が左心房から右心房へ流れる左右短絡が生じて、肺高血圧を来たす。症状は、心室系は心房系よりも高圧系なので心房中隔欠損症よりも圧が高く、欠損孔を通過する血流がジェット流を生み出す結果、心内膜に傷が付き、感染性心内膜炎を起こしやすい。検査は、静脈カテーテルで右心房血から右心室血への血中酸素飽和度の上昇を認める。治療は、手術療法がある。手術療法は、人工心肺を用いて血液を体外循環している間に開胸開心して心室中隔欠損孔を閉じる。副作用は、心室中隔にはプルキンエ線維が走っているため完全房室ブロックを起こす事がある。
心内膜床欠損症 (ECD)(房室中隔欠損症)(ICD-10: Q21.2)
病態は、心房中隔欠損と心室中隔欠損と僧帽弁閉鎖不全と三尖弁閉鎖不全を併せた状態。短絡性心疾患の一つ。発生の段階で僧帽弁前尖が割れる。症状は、ダウン症を合併しやすい。検査は、静脈カテーテルで右心房血から右心室血への血中酸素飽和度の上昇を認める。治療は、手術療法がある。手術療法は、人工心肺を用いて血液を体外循環している間に開胸開心して、僧帽弁や三尖弁と言った房室弁を修復して、中隔欠損部を縫い合わせる。しかし術後も房室弁の閉鎖不全は残りやすく、副作用として刺激伝導系の損傷も多い。
エブステイン奇形 (ICD-10: Q22)
症状は、心房中隔欠損症を合併することが多く、右左短絡が生じてチアノ?ゼを来たす。チアノ?ゼ性心疾患の一つ。治療は手術療法を行う。この手術は三尖弁挙上転位術(Hardy法)と言う。
単心室 (ICD-10: Q20.4)
右心室と左心室を隔てる心室中隔が極めて少なく欠損孔が大きい先天性の心臓の病気。短絡性心疾患の一つ。症状は、左右短絡が生じて肺高血圧を来たし、右左短絡が生じてチアノ?ゼを来たす。チアノ?ゼ性心疾患の一つ。
左心低形成 (ICD-10: Q23.4)
左心の発達が不十分な病気。