張陵
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『列仙酒杯』による張陵

張 陵(ちょう りょう、生没年不詳)は、中国における原始道教の一派である、五斗米道(天師道)の開祖。


伝承

沛国豊県(江蘇省)の人とされるが、その伝歴には不明な点が多い。また、張 道陵(ちょう どうりょう)という別称もあるが、後世の付会であろうとされる。

桓帝の治世下の時代に生まれ、大学に学び広く五経に通じていた。晩年になって四川省)へ行き、鶴鳴山(鵠鳴山)に入り、「仙道」を学び、「道書」24編を撰したという。後に青城山に赴き、123歳で没したという。

彼の教法の中心は、祈祷を主体とした治病であり、信者に5斗(日本の5升=9リットル)のを供出させたことから、五斗米道という呼称が生まれた。

張陵の伝記は、葛洪の手になる『神仙伝』に詳説されているが、多分に潤色を加えられた形跡があり、彼よりも後世の五斗米道の教説も混入している。

その教団は、子の張衡、孫の張魯へと伝わり、広まった。張陵を尊称して「天師」と呼び、子孫は龍虎山へと移住し、道教中の一派である正一教となった。


参考文献

魏志』第八巻「張魯伝」「神仙伝」

『道教概説』(小柳司気太)

真誥』第四巻
カテゴリ: 漢代の人物 | 道教に関連する人物

更新日時:2008年7月13日(日)08:34
取得日時:2008/09/02 22:03


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担当:Mamenoki