弥生の花浅草祭
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善玉悪玉(ぜんだまあくだま)とは、人の心の善悪を擬人化したキャラクターである。

善人は○をとして、そこに善の一字を描いて善玉、悪人は同様に悪の一字を描いて悪玉と表現する。善悪二元の図式をきわめて即物的に表現した設定であり、転じて、小説映画等の登場人物の中で善人を善玉、悪人を悪玉と呼ぶようになった。

現代の「善玉悪玉」の多用例では、人体の健康に良い影響を及ぼすとされる腸内細菌ビフィズス菌など)を善玉菌、悪い影響を及ぼすとされるもの(ブドウ球菌ウェルシュ菌など)を悪玉菌と図式化して表現する例がある。同様の趣旨で、コレステロールを善玉コレステロールと悪玉コレステロールに分類することがある。


由来

善玉悪玉の初出は寛政の改革の時流を背景に1790年(寛政2年)に出版された山東京伝作の教訓的草双紙『心学早染草』とされる。

この本の挿絵では、心の葛藤を善玉と悪玉が左右の腕を引き合うことで表現している。善玉が一人で引いているのに対し悪玉は三人で引いており、悪玉が優勢であることが判る。(詳細は下記外部リンクを参照)

後にこの善玉悪玉をキャラクターに起用して歌舞伎舞踊「弥生の花浅草祭」(通称「三社祭」 1832年初演)が創作された。善玉悪玉が愉快に踊りまくる姿は「悪玉おどり」と呼ばれて庶民に大受けし、「善玉悪玉」の呼び名を定着させた。この舞踊自体「善玉悪玉」と呼ばれることもある。


関連

演出

善悪

固定観念

先入観

ゼンダマン


外部リンク

東京都立図書館『心学早染草』画像
カテゴリ: シンボル | | 江戸時代の文化

更新日時:2008年9月2日(火)16:30
取得日時:2008/09/07 17:41


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki