引き分け
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引き分け(ひきわけ)とは、勝負においてその終了時にプレイヤーを勝者(及び敗者)にせず終了させる取り決めまたはその結果を指す。
目次

1 概要

2 スポーツにおける引き分け

2.1 野球

2.2 サッカー

2.3 ゴルフ

2.4 相撲

2.5 プロレス

2.6 ボクシング

2.7 スポーツチャンバラ


3 ゲームにおける引き分け

3.1 チェス

3.2 将棋

3.3 囲碁

3.4 オセロ

3.5 トランプ

3.6 麻雀


4 遊びにおける引き分け

4.1 じゃんけん


5 討論における引き分け

5.1 ディベート


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概要

勝負事の最大の目的は勝者と敗者を決めることである。したがって、勝者と敗者が決まらない引き分けは異常なケースである。このことから、勝負事では引き分けをなるべく避けようとするのが一般的であるが、チェスサッカーリーグ戦のように「引き分けも試合結果のひとつ」ととらえる文化も少数ながら存在する。


スポーツにおける引き分け


野球

メジャーリーグでは最終の順位表に引き分けが残らないようにしている。コールドゲームによって試合が中断されたり、延長戦の時間制限によって打ち切られたりした場合は、その試合は再試合あるいはサスペンデッドゲームとする。引き分けとなった試合は勝敗に含めないため、勝率の計算から除外される。

オリンピックなどの国際大会においては予選リーグ・決勝トーナメントともに引き分けはなし。ワールド・ベースボール・クラシックではリーグ戦のみ延長14回で決着が付かない場合引き分けとしており、引き分け=0.5勝0.5敗で勝率計算している。

日本プロ野球では過去において引き分け再試合が行われたこともあったが、現在では再試合は行われていない。勝率の計算はメジャーリーグと同じである。1990年から2000年までの11年間はセントラル・リーグに限り延長15回まで・引き分け再試合が行われていたが、2001年に試合数を増加するにあたり選手会の要望により延長12回まで・引き分け再試合なしに落ち着いた。引き分けの多さで勝ち数の多いチームを上回った場合にはプレーオフを行うことになった(2006年まで)。2004年以降のプレーオフでは引き分けが含まれるためタイとなった場合はレギュラーシーズン上位が勝ち抜けとなる。

日本の高校野球社会人野球の主な大会ではトーナメント戦を採用しているため、引き分けを避ける傾向にある。このため、延長戦が打ち切られるイニング数も日本プロ野球より長く、また、引き分け再試合やサスペンデッドゲームが行われる。第88回全国高等学校野球選手権大会2006年)のように決勝戦が再試合となることもある。

日本の大学野球ではリーグ戦を採用しているが、試合数がプロ野球よりはるかに少ないため、再試合が行われている。

引き分け再試合あるいはサスペンデッドゲームとなった試合は勝敗が最後まで決定しないため、名勝負と呼ばれることが多い。

投手成績としての「引分」は、引き分けとなった試合において最後に登板していた投手(各チーム1人ずつ)に与えられる。


サッカー

サッカーではトーナメント戦とリーグ戦とで引き分けの扱いが違う。

トーナメント戦では延長戦を行い、それでも勝負がつかなかった場合にPK戦が行われる(延長戦なしでPK戦となる場合もある)。ただし、トーナメントの決勝の場合は引き分けで両チーム優勝とする場合もある。以前は再試合や延長無制限を採っていたこともあった。

リーグ戦では延長戦やPK戦を行わずにそのまま引き分けとするのが世界的な傾向である。かつてメジャーリーグサッカー(MLS)や日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)ではリーグ戦では例外的に延長戦やPK戦(MLSの場合はシュートアウト合戦)を行っていたが、現在は廃止されている。


ゴルフ

ゴルフではゲーム終了時に打数が全く同じになった場合に引き分けが起こりうるが、通常は1位が複数存在する場合プレーオフを行って1人の優勝を決定するため、優勝に関しては引き分けとはならない。1位以外の場合は同順位のままとし、順位の後ろに英語で引き分けを意味する「タイ」をつけて同順位でない場合と区別するため、同順位の選手同士は引き分けであると言える。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki