幹部候補生(かんぶこうほせい)とは、幹部自衛官になるために教育・訓練を受けている学生のことである。曹長(陸曹長・海曹長・空曹長)の階級が指定されるが、同じ曹長でも幹部候補生ではない者の上位とされる。幹部候補生としての教育課程を終えると、3尉(大学院修士課程修了者と医科・歯科幹部候補生は2尉)に昇任する。
目次
1 制服
2 陸上自衛隊の幹部候補生等の区分
3 海上自衛隊の幹部候補生等の区分
4 航空自衛隊の幹部候補生等の区分
5 種類
5.1 陸上自衛隊
5.2 海上自衛隊
5.3 航空自衛隊
6 受験資格
7 幹部候補生学校卒業後の進路
8 関連項目
9 外部リンク
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制服は、一般の曹長と3尉(3等陸尉・3等海尉・3等空尉)との両方の特徴を有するものとなっている。
陸上自衛隊の幹部候補生たる曹長は、幹部と同様に、袖章が付され、正帽顎紐は金となる。また階級章の上部に幹部候補生徽章を付ける。
海上自衛隊の幹部候補生たる曹長は、正帽帽章は海曹のものであるが顎紐は金色となり、階級章も一般の海曹長とは異なる3等海尉に類似のものを着用する。夏用の靴は、平成2年までは海曹士と同じく黒であったが、その後、米海軍の候補生とあわせるために幹部と同じ白靴になった。候補生の白靴も私物であって官給品ではない。
航空自衛隊の幹部候補生たる曹長は、幹部と同様に正帽顎紐は銀となる。また階級章の上部に幹部候補生徽章を付ける。
陸上自衛隊の幹部候補生等の区分
一般幹部候補生
防衛大学校卒業者=B
一般大学卒業者=U(現職から任用された場合は「U'」となる。)
部内選抜試験合格者=I
医科幹部候補生=M
歯科幹部候補生=D
看護師資格保有者=N
3尉候補者=C
海上自衛隊の幹部候補生等の区分
一般幹部候補生=A幹
飛行幹部候補生=飛幹(B1)
一般幹部候補生(部内課程)=B幹(B2)
幹部予定者課程(3尉候補者課程)=C幹
1953年(昭和28年)5月、15名の一般大学出身者が第1期一般幹部候補生として横須賀田浦の術科学校に入校し、幹部候補生教育がスタートした。
当初第2期、3期幹候のように、同一年間に2クラスが卒業するこもあった。また現在と異なり、4期幹候のように、一般大学・海上保安大学校出身者と部内海曹出身者が同一クラスで教育を受けることもあった。
江田島における幹部候補生教育は1956年(昭和31年)1月に第4期、5期幹候が田浦から江田島に移動して開始された。
1957年(昭和32年)4月、防衛大学校第1期生が海上自衛隊幹部候補生学校(海自幹候校)に第8期一般幹部候補生として入校した。2007年3月海自幹候校を卒業したのは、防大50期生を主力とする57期幹候と、航空学生出身からなる59期飛行幹候である。
航空自衛隊の幹部候補生等の区分 この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
陸上自衛隊
一般幹部候補生
陸上自衛隊において音楽科、衛生科(医学科、歯学科、薬剤科)以外の職域に配属される。
医科・歯科・薬剤科幹部候補生
民間の医者が唯一なれる職域。陸上自衛隊の医官・歯科医官・薬剤官になることができる。
音楽幹部候補生
陸上自衛隊の音楽科部隊で指揮・演奏を行う。適性検査として実際に演奏させる。
海上自衛隊
一般幹部候補生
海上自衛隊において技術、飛行、音楽、医学科、歯学科、薬剤科以外の職域に配属される。
飛行幹部候補生
海上自衛隊で航空機の操縦を行う。適性検査がある。
医科・歯科・薬剤科幹部候補生
民間の医師が唯一なれる職域。海上自衛隊の医官・歯科医官・薬剤官になることができる。
海上技術幹部候補生
海上自衛隊の技術要員となる。
航空自衛隊
一般幹部候補生
航空自衛隊において音楽、飛行、医学科、歯学科、薬剤科以外の職域に配属される。
飛行幹部候補生
航空自衛隊で航空機の操縦を行う。適性検査がある。
音楽幹部候補生
航空自衛隊の音楽隊で指揮・演奏を行う。適性検査として実際に演奏させる。
医学科・歯学科・薬剤科幹部候補生
民間の医者が唯一なれる職域。航空自衛隊の医官・歯科医官・薬剤官になることができる。
受験資格
年齢は入校年の4月1日時点のもの
22歳以上26歳未満の者。大学院修士課程修了者は28歳未満。
部内選抜試験は次のいずれかの条件を満たす者。受験回数は4回まで(3尉候補者は3回まで、詳細は「3尉候補者課程」の項を参照されたい)となっている。
曹長または1曹の階級にある者