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記号y, yr, a
自然単位 / 暦法
時間
定義おおよそ365.2422日
SIおおよそ3.155693×107
 ・話・編・歴 

年(ねん)は、時間単位の一つ。元来は季節の周期を意味し、おおよそ平均太陽年つまり約365.2422日に等しい。

それから一般化し、地球太陽の周りを一周するのに要する期間を指す。何をもって1周とするかで、各種の定義がある。また、季節の周期を近似した暦法の単位でもある。

年(とし)は、年(ねん)または、年の単位で表した年齢
目次

1 天文学

2 暦

3 派生単位

4 語源

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天文学

天文学的には、数種類の年の定義がある。

平均太陽年春分から春分まで(の平均)。約365.24219日(2000年での値)。ベッセル年。

平均恒星年慣性系恒星)に対し太陽を一周する期間(の平均)。約365.25636日(2000年での値)。地球の公転周期

平均近点年:地球の近日点通過から次の近日点通過まで(の平均)。約365.2596日

ユリウス年:365.25日(定義値)。光年の換算などに使う。

平均太陰年:12平均朔望月。約354.347日。


においては、おおむね太陽年に近い整数の日数を年とする。1月の長さを月の形が変化する1周期とした太陰暦では、12ヶ月を1年とした。但し、これでは太陽年とはずれていくので、太陰太陽暦では、閏月を入れて1年を13ヶ月とする年を設ける。

太陽暦では、1月の長さを月の周期とは切り離し、365日を12ヶ月に振り分け、1太陽年に合うようにしている。端数を合わせるために閏日を入れて366日とする年を設ける。

太陽暦:平年は365日、閏年は366日。平均すればほぼ太陽年。

ユリウス暦:平均365.25日。

グレゴリオ暦:平均365.2425日。現在世界各国で使われている。

改定ユリウス暦:平均365.242222日。


太陰暦:12ヶ月。354日または355日。平均354.347日で、ほぼ太陰年。

太陰太陽暦:平年は12ヶ月、平均354.37日。閏年は13ヶ月、平均383.89日。平年と閏年を平均すればほぼ太陽年。

メトン周期:平均365.263日。

カリポス周期:平均365.25日。

ヒッパルコス周期:平均365.247日。

中国暦和暦:平均すれば正確に太陽年と同じ365.2422日。


派生単位

10年を十年紀100年を世紀、1000年を千年紀と呼ぶ。

天文学地質学古生物学などでは1000年 ka, ky, kyr、100万年 Ma, My, Myr、10億年 Ga, Gy, Gyr が使われる。これらはキロ年、メガ年、ギガ年の意味だが、日本語では接頭辞も訳して呼ぶ。a はラテン語のアンヌム annum の略である。Gy はSIではグレイの単位記号である。これらは期間について使われるが、現在から遡った時間を表すには千年前 kya、百万年前 Mya、十億年前 Gya という単位も使われる。ya は years ago の略である。

地殻変動など非常に遅い速度を表すのに、ミリメートル毎年 mm/y, mm/yr、センチメートル毎年 cm/y, cm/yr が使われる。資源等の産出量はトン毎年 t/y, t/yr などが使われるが、年当たりなのは自明とみなし単にトンなどと表すことが多い。他にもさまざまな量が年当たりで算出されるが、毎年は省略することが多い。

年(厳密にはユリウス年)を使って定義される単位に光年 ly がある。これは光速度と年の積 cy に等しい。

また、1年を6ヶ月ごとの半期にわけ、前半の半期を「上半期」、後半の半期を「下半期」という。さらに、1年を3ヶ月ごとに分けたものを「四半期」(クオータークール)といい、第1期を第1四半期とし、以後第2四半期、第3四半期、第4四半期という。


語源

日本語で「とし」とは、「」を意味するといわれ、一年周期で稲作を行なっていたため、「年」の意味で使われるようになったという。漢字の「年」は、イネ(禾)を収穫する人の姿を象形に由来するといわれる。穀物の成熟の周期から1年の周期を感じていたと思われる。 カテゴリ: 暦法 | 時間の単位

更新日時:2008年9月26日(金)07:30
取得日時:2008/10/07 07:26


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki