帽子(ぼうし)は、頭にかぶる装身具。一般に布製で、つば(帽子の頭に密着する部分から外に向かって広がる日差し除けとなる部分)の有り無しがある。頭にかぶるものとしては他に冠やターバン、ヘルメット、兜、カツラなどがある。主に頭部の保護やファッションの目的で用いられる。歴史的には特定の頭部の装身具は、その人物の社会における身分を示すこともある。詳しく用途を記すと次のとおりになる。
夏場の直射日光による熱中症を避ける為の日除け
防寒
自然環境や昆虫、衝撃、劇物などからの保護
髪型の保護
ファッション
宗教上の戒律
エチケット
禿を隠す
制服の一部
商品広告(主にプロスポーツ選手)
手袋と組で、貴族性を象徴(女性皇族は被っていることが多い)
スポーツ(特に野球)の応援
ジャグリングの道具として
制帽の一部、通学帽や学生帽として
目次
1 帽子のエチケット
2 ファッション
3 帽子の種類、名称
4 各部の名称
5 コック帽
6 関連項目
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帽子に関するエチケットは、単純化すると屋外でかぶり、屋内で脱ぐとなる。屋内に入ったときは外套と一緒に帽子を脱ぎ、再び外に出るときに身に着ける。このエチケットは軍隊のそれに準じており、入隊教育の中で新兵は帽子の取り扱いについて、講義を受ける。軍隊では戦闘中で無い限り、帽子は屋内だけでなく、艦船の中でも脱いでいなくてはならない(例外として旧ドイツ国防軍の様に、上官に対する時の無帽は軍規違反になる軍隊もある)。また、敬礼の1つとして帽子を取ることがある。
これ以外の状況では、葬式や国歌斉唱、食事などが帽子を脱ぐべき状況である。男性の挨拶として帽子に手を当て軽く前に傾ける・一瞬だけ持ち上げ掲げるという方法がある。女性の場合、帽子は正装の一部と見做されている為この挨拶をする必要は無く、小さくお辞儀をする・スカートをつまみ、小さく身を沈める(右脚を引いて屈む)などで十分である。
キリスト教の教会では男性は帽子を取ることが求められるが(女性は帽子を取らないのがエチケット)、シナゴーグでユダヤ教徒は帽子を取る必要は無く、モスクでイスラム教徒も帽子を取る必要は無いように宗教ごとに帽子に対する態度は様々であるが、いずれも神への敬虔さを示すという点で一致している。キリスト教徒が帽子を脱ぐのは、膝を付くことや頭を下げることと同じ意味であり、神に対する敬虔さからである。
ユダヤ教徒はタルムードにより独特のキッパーをかぶることが決められているが、これも唯一神の偉大さと人の矮小さを被る者に認識させるためである。
19世紀から20世紀にかけて、山高帽が紳士の正装として認識されていたが、現在では特定の帽子を身につけるように求められる状況は限られている。それに代わって、ファッションとして帽子の必要性が認識されるようになった。特定の被り方や、帽子が所属するサブカルチャーを示す他、擬似的に制服に近い意味合いを持つものもある。一般的に野球帽は特定のチームへの支持を示すものだが、斜め向き、逆向きにかぶるとヒップホップ、ストリートファッションのアイテムとなる。白いトックブランシェ(トック=高い、ブランシェ=白。18世紀の名シェフ、アントナン・カレームが山高帽から思いついたとの説あり)は白い上下と共に一目で洋食のコックと認識するアイテムであり、ベレー帽は画家を連想させる。麦藁帽は、夏や農村をイメージさせるものである。
マルシェ・ド・シャポー 東京・浅草橋にて年2回開催される帽子の展示会。20名以上の若手帽子作家が出展。
帽子の種類、名称 ⇒Category:Hats を参照
赤帽子 ⇒cardinal's hat, red hat, scarlet hat
角帽
二角帽子
三角帽子
カッ
ガレーロ、ガレロ ⇒galero
カンカン帽(ボーター、キャノチエ)
官帽(制帽)
学生帽
キッパー(キッパ) ⇒kippah(スカルキャップ ⇒Skullcap の一種)