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差別(さべつ)とは元来、差をつけて区別することであるが、社会一般においては特定の人々に対して不当な扱いをすることを意味する。
目次
1 語源・定義
2 差別の種類
2.1 身分に関する差別
2.2 階級と職業に関する差別
2.3 民族に関する差別
2.4 言語に関する差別
2.5 性に関する差別
2.6 能力に関する差別
2.7 病人に関する差別
2.8 その他
2.9 逆差別
3 日本における差別
4 法律による差別の対応
5 脚註
6 関連項目
7 外部リンク
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語源・定義
仏教世界において、全ての物が一如平等であることに対する高下、善悪などを持つ特殊相のこと(しゃべつ)。
ある物と別の物の間の差異のこと。または取り扱いにおいて他と差をつけること。例:ミクロ経済学の「無差別曲線」、商品の「差別化戦略」、体重別階級の「無差別級」、「無差別殺人」
正当な理由によらず偏見や先入観に基づいて、あるいは無関係な理由によって特定の人物や集団に対して不利益・不平等な扱いをすることを指す。
戦後民主主義の普及と共に3の意味でより頻繁に使用されるようになった。3の意味での差別は人間の扱いに不当な差をつけることが良くないとする平等思想が含意されている。現代では、「差別」と言えば不当という認識が一般的。ただし何をもって不当な差別とするかは、個人的な主観に委ねられてしまう部分も大きい。
なお現代の北京語では「差異」の意味で用いられている。
一般に差別として認知されてきたものとしては以下のものがある。
前近代社会においては身分制を敷いた社会が多くある。近代化の過程で社会契約論などによって身分制は再編成され、階級制へと移行した。法学者ヘンリー・サムナー・メインは「身分から契約へ」という有名な言葉を残している。
身分差別
穢れ、賤民、白丁、カースト、穢多、非人
部落差別
家柄差別
階級と職業に関する差別
階級差別
プロレタリアート、フリーター、ニート、路上生活者
横浜浮浪者襲撃殺人事件
収入による差別
勝ち組・負け組
学歴差別
職業差別
日本においては特に性風俗産業(アダルトビデオ、ストリップ、風俗店等)や水商売(キャバクラ、ホストクラブ等)の従事者に対する差別がある。これは日本以外の国々でも見られ、イスラム諸国のように性風俗や水商売の営業自体が禁止されている国もある。詳しくは性風俗産業に対する差別を参照。
民族に関する差別
民族差別
人種差別
民族差別や人種差別が問題視されるようになったのは近代以降でとりわけ西欧諸国が植民地交易を開始し、資本主義が成熟してからのことである。植民地交易を正当化するために進化論や優生学を援用しながら人種差別主義がイデオロギーとして活用された。
日本においてはアジア系在日外国人、特に在日韓国・朝鮮人・中国人への強烈な蔑視が古代より根強く存在している。