屋根(やね、roof)は、主に建物の上部を覆う構造物である。
外の天候の変化、たとえば雨や雪、強風や太陽の強い日差し、気温の変化、工場のばい煙や大気中の粉塵を防ぐなどの役割を行う。
屋根のデザインは、その土地の風土によって、積雪で家屋が押しつぶされるのを防ぐ尖がったもの(pitched)や緩やかな曲線を描くもの(low slope)、平らなもの(flat)などがある。 また、その素材も、茅葺、トタン、レンガ、瓦、スレート、コンクリートなどさまざまなものが使用される。さらに、その家々の屋根は集合して、土地の風景をも形成している。
また、個人の家屋の他、商店や市役所、教会といった公的な建物の屋根はまた時代と共に、あるいはそれぞれの文化圏ごとにさまざまなバリエーションを見せている。
目次
1 形状による分類
2 日本の伝統的な形状
3 材料
4 関連項目
5 外部リンク
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形状による分類
陸(ろく)屋根
切妻
寄棟
入母屋
マンサード屋根 (腰折れ)
しころ
片流れ
鋸屋根 (工場などにみられる)
M型屋根
バタフライ
ドーム
尖塔
ヴォールト
オージー
丸屋根
半切妻屋根(ドイツ屋根)
方形屋根
越屋根
差掛屋根
交差ヴォールト
日本の伝統的な形状格調の高い入母屋造
日本の伝統的建築は、その殆どが勾配屋根である。それは雨の多い気候風土によるものである。勾配は屋根材により異なるが一般的に瓦で4.5?5寸程度が普通勾配と呼ばれている。形状には以下のようなものがある。
切妻造、伝統的に西日本に多く見られ古代「真屋」と呼ばれ西日本ではスタンダードな形状とされた。
寄棟造、伝統的に東日本に多く見られ古代「東屋」と呼ばれ東日本ではスタンダードな形状だったようである。古代中国でも格式のある形状とみなされた。
しころ、入母屋造、中世以降はこの形状がわりと格式あるものとみなされたようである。
宝形造
などがある。宝形造は寺社建築に見られる。屋根の曲面形状は、その凹凸によって「そり (反り)」と「むくり (起り)」に分類される。「そり」は下方に凸となったもの、「むくり」は上方に凸となったものである。そりに比べてむくりは使われることが少ないが、数奇屋建築にはむくり屋根が好んで使われ、桂離宮などはその好例である。
市役所の屋根(篠山市)
屋根を葺く材料として、以下のようなものが使われる。
藁:藁葺き
ススキ・チガヤなどの雑草:茅葺き
スギやヒノキの樹皮:檜皮葺(ひわだぶき)
スギやサワラなどの木片:?葺(こけらぶき)