居抜き内閣(いぬきないかく)とは内閣総理大臣が変わっても組閣において前内閣の国務大臣のほぼ全員を再任させる内閣のこと。
「居抜き」とは店舗・工場等を前の管理者がつけていた設備・家具などをそのまま使用することを指す。首相就任者が前内閣の閣僚構成員をほぼそのまま使うことから、「居抜き内閣」という言葉が使われるようになった。
前内閣の方針を引き継ぐすることを印象付けるために行われることが多い。
過去の居抜き内閣は前総理総裁が病気で退任してしまい、総裁公選を経ずに話し合いで総理総裁を選出した場合に、行われていることが多い。
2007年の福田内閣の場合、前内閣で閣僚の政治資金問題が注目されたため、閣僚の政治資金問題を確認する時間がないため、多くの閣僚が再任になった。
過去の居抜き内閣組閣年月日居抜き内閣閣僚人事後の大幅改造等前内閣
1921年(大正10年)11月13日高橋内閣大蔵大臣は首相の高橋是清が兼任という形で再任
全10閣僚再任220日後に総辞職原内閣
1957年(昭和32年)2月25日第1次岸内閣石井光次郎が無任所大臣として入閣
他15閣僚と官房長官※は全員再任135日後の1957年(昭和32年)7月10日に内閣改造石橋内閣
1964年(昭和39年)11月9日第1次佐藤内閣官房長官※を鈴木善幸から橋本登美三郎に交代
全18閣僚再任206日後の1965年(昭和40年)6月3日に内閣改造第3次池田内閣
2000年(平成12年)4月5日第1次森内閣全18閣僚再任90日後の2000年(平成12年)7月4日に第2次内閣として組閣小渕内閣第2次改造内閣
2007年(平成19年)9月26日福田康夫内閣官房長官を与謝野馨から町村信孝に交代
外務大臣を町村信孝から高村正彦に交代
防衛大臣を高村正彦から石破茂に交代
文部科学大臣を伊吹文明から渡海紀三朗に交代
(離任2人・横滑り2人・入閣2人)
他13閣僚は全員再任312日後の2008年(平成20年)8月1日に内閣改造安倍改造内閣
※…当時の官房長官は非国務大臣
関連項目
内閣
組閣
カテゴリ: 日本の内閣
更新日時:2008年8月8日(金)11:39
取得日時:2008/09/01 09:13