局部銀河群(きょくぶぎんがぐん、the Local Group)は銀河系の属する銀河群で、大小およそ40以上の銀河が確認されている。銀河系から最も近い銀河はおおいぬ座矮小銀河。最も遠いのは GR8 銀河で、距離はおよそ800万光年。最も大きい銀河はアンドロメダ銀河で、その重力にひかれて多くの銀河がアンドロメダ銀河周辺に存在する。
1990年代中ごろまで、もっとも近い銀河群はちょうこくしつ座銀河群で、おとめ座銀河団に取り込まれつつあるという説が有力であった。しかし、1990年代後半、宇宙の膨張速度が加速的に増加している事が確認され、この斥力に関しての研究が始まっている。しかし、この現象を加味すると、前述の銀河系を含む局所銀河群がおとめ座銀河団に取り込まれるという予想は、覆ってしまう可能性がある。
この説では、実際に銀河団同士が引き合う引力は、まだ総量が確定されていないダークマターの質量を含めても宇宙の膨張による離間速度差を埋めるまで至らず、宇宙の膨張に準じて、それぞれの銀河団と銀河団の空間が大きくなり、最終的には重力と斥力のバランスが落ち着く程度の総量を含む銀河団が、個々に安定的な系を成す事が予想される。その際、安定した個々の銀河団は光速の壁に阻まれ、一つの安定した銀河団単位に孤立した宇宙(空間)として切り離されるものと予測されている[1]。
遠い将来の宇宙の姿について、実際の銀河団による小さな宇宙になるのか、それとも、ビッククランチを起こすのか、あるいは永遠の膨張を続けるような宇宙になるのかという結論は、今後、大統一理論 (TOE) の登場とその理論による解析を待たなくてはならないと考えられている。^ C・ J・コンセリス 「宇宙を造った見えざる手 - 暗黒エネルギー」 『日経サイエンス』 2007年5月号 ⇒[1]
所属銀河
銀河系
M31(アンドロメダ銀河)
M32
M33(さんかく座銀河)
M110
NGC 147
NGC 185
NGC 3109
NGC 6822
IC 10
IC 1613
アンドロメダ座I
アンドロメダ座II
アンドロメダ座III
アンドロメダ座IV
アンドロメダ座V
アンドロメダ座VI
アンドロメダ座VII
アンドロメダ座VIII
いて座矮小楕円銀河 (SagDEG)
いて座矮小不規則銀河 (SagDIG)
おおいぬ座矮小銀河
きょしちょう座矮小銀河
くじら座矮小銀河
こぐま座矮小銀河
しし座A
小マゼラン銀河
大マゼラン銀河
ちょうこくしつ座矮小銀河
ペガスス座矮小銀河
ポンプ座矮小銀河
みずがめ座矮小銀河
りゅう座矮小銀河
りゅうこつ座矮小銀河
ろ座矮小銀河
ろくぶんぎ座A
ろくぶんぎ座B
ろくぶんぎ座矮小銀河
表・話・編・歴宇宙の中の地球の位置
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カテゴリ: 銀河
更新日時:2008年8月27日(水)01:34
取得日時:2008/09/03 02:58