将棋(しょうぎ)は日本将棋、本将棋(ほんしょうぎ、歴史的には小将棋)ともいい、2人で行うボードゲーム(盤上遊戯)の一種である。インド古代のチャトランガが起源と考えられているゲームの一種であり、その中では、世界中で盛んなチェス、中国で盛んなシャンチーに次いで競技人口が多いと推定されている[1]。
目次
1 概要
2 ルール
2.1 基本ルール
2.2 駒の動き
2.3 ゲームの進め方
2.4 勝敗の決め方
2.5 反則または禁じ手
2.6 その他
3 戦略と戦術
3.1 ゲームの進行ごとの戦略
3.1.1 序盤戦
3.1.2 中盤戦
3.1.3 終盤戦
3.2 駒の価値
3.3 攻め駒と守り駒
4 沿革
4.1 古将棋
4.1.1 日本への伝来
4.1.2 平安将棋
4.1.3 将棋の発展
4.2 本将棋
4.2.1 御城将棋と家元
4.2.2 新聞将棋・将棋連盟の結成
4.2.3 将棋禁止の危機
4.3 現代棋界の動向
4.3.1 日本国外への普及
4.3.2 将棋人口の推移
5 将棋に由来する慣用表現
6 将棋が主題の作品
6.1 小説
6.2 漫画
6.3 映画
6.4 テレビドラマ
6.5 楽曲
6.6 玩具
7 脚注
8 関連項目
9 外部リンク
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将棋は(2007年現在の日本将棋連盟公式ルールを前提とするのであれば)ゲーム理論において二人零和有限確定完全情報ゲームに分類されるゲームの一つである。日本では特に本項で述べるいわゆる「本将棋」が普及しており、中将棋もわずかではあるが愛好家によって残されている。
本将棋は持ち駒の観念があることが特徴で、これは諸外国の将棋類似のゲームにも例のない独特のルールである(近年は持ち駒を利用したチェス派生のゲームも考案されている)。
本将棋の他にも、盤のマス目の数や駒の種類を変えたり、将棋の盤と駒を利用して別のルールで遊んだりする遊戯が考案されている。本将棋以外の将棋、および将棋に関連する遊戯については、将棋類の一覧を参照されたい。
基本ルール
縦横9マスずつに区切られた将棋盤の上に駒を配置し、それらの駒を動かすことによってゲームが進められる。
1つのマス目に複数の駒が存在することはできない。また、1つの駒が2つ以上のマス目に同時に存在することはできない。
盤上の自分側の3段を自陣、相手側3段を敵陣という。
駒は玉将(玉)・飛車(飛)・角行(角)・金将(金)・銀将(銀)・桂馬(桂)・香車(香)・歩兵(歩)の8種類であり、それぞれ動きが決まっている(駒の動きで後述する)。
盤上のある駒が動くことができるマス目のことをその駒の「利き」という。
自分の駒の利きに駒がなければ、そのマス目に移動できる。
自分の駒の利きに相手の駒があるときは、相手の駒の位置に移動することでその駒を「取り」、自分の持ち駒とすることができる。
自分の駒の利きに自分の駒があるときは、そこに移動することはできない。
競技者双方が交互に、盤上にある自分の駒を1回ずつ動かす(「指す」と称する)か、持ち駒を1つ盤上に置く(「打つ」と称する)か、どちらかをする。