高等学校(こうとうがっこう)は、中学校の教育を基礎とし、中学校の課程を修了した生徒に後期中等教育および専門教育を施す学校。なお、日本において学制改革後の1950年まで存在した高等学校については、旧制高等学校を参照。以下特に明記されない限り日本の高等学校についてあつかう。
目次
1 概要
1.1 学校数・生徒数
2 高等学校教育の目標
3 高等学校の教育課程
4 入学、進級、卒業、単位
5 教育課程による分類
5.1 全日制の課程
5.2 定時制の課程
5.2.1 概要
5.2.2 授業形態
5.2.3 現状
5.3 通信制の課程
6 学年による教育課程の区分の有無による分類
6.1 学年制による教育
6.2 単位制による教育
7 学科による分類
7.1 普通科
7.2 専門学科
7.3 総合学科
8 設置者の違いによる分類
9 新しい取り組み
9.1 新しいタイプの高校
9.2 新しい動きなど
10 高等教育が行われる高等学校
11 脚注
12 関連項目
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高等学校は、中学校における教育の基礎の上に、心身の発達に応じて、高等普通教育及び専門教育を施すことを目的とする(学校教育法第41条)。誤解されることもあるが、高等教育を行う学校ではない。一般的に高校(こうこう)と略されることが多い。文部科学省の外国向けの表記では、 Upper Secondary School (3段階のうちの第2段階の後半、すなわち後期中等教育)となっている。なお、ヨーロッパ各国にはHochschuleなど、High Schoolに対応する単語で書かれる学校があるが、それらは大抵高校ではなく、大学に相当するものである。義務教育の対象から外れるため、進学するかどうかの選択は自由であるが、現状では中学卒業からの就職が非常に厳しいこともあり、一部地域を除けば殆どの中学生が高校へ進学している。
1998年(平成10年)の学校教育法(昭和22年法律第26号)の改正により、中高一貫教育(中等普通教育〔中学校における教育〕と高等学校における教育〔高等普通教育及び専門教育〕を一貫して施すこと)を行う6年制の学校である「中等教育学校」が新たに創設された。中高一貫教育を行う中学校・高等学校の一部は、中等教育学校の前期課程・後期課程への改組がされ始めており、国立学校、公立学校、私立学校の全部で、中等教育学校が増えつつある。
修業年限(卒業までに教育を受ける期間)が3年または3年以上の高等学校の一般的な課程を本科といい、この項目では、主に本科について扱う。これ以外にも別科と専攻科があるが、専攻科については、専攻科の項目で詳述している。
2005年5月1日現在で学校教育法に基づく高等学校は全日制・定時制合わせて全国に5,418校あり、その内、国立15校、公立4,082校、私立1,321校。在校生は男子1,827,534人、女子1,777,708人である[1]。
学校教育法の第42条に高等学校における教育の目標が規定されている。
中学校における教育の成果をさらに発展拡充させて、国家及び社会の有為な形成者として必要な資質を養うこと。
社会において果さなければならない使命の自覚に基き、個性に応じて将来の進路を決定させ、一般的な教養を高め、専門的な技能に習熟させること。
社会について、広く深い理解と健全な批判力を養い、個性の確立に努めること。