完封(かんぷう、shut-out)とは、野球やソフトボールにおける記録で、相手チームを無得点に封じた勝利投手に与えられるものである。
目次
1 概要
2 最多完封勝利の記録
3 日本プロ野球
3.1 歴代最多完封勝利投手
3.2 シーズン最多完封勝利記録
3.3 通算最多完封勝利
4 アメリカ大リーグ
4.1 通算最多完封勝利
5 関連項目
6 脚注
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完封は、試合終了まで相手チームに得点を与えなかった場合に勝利投手となった投手に記録される。ここで試合終了には、雨天等のためにコールドゲームとなった場合を含む。ノーヒットノーランや完全試合は完封が前提である。
なお、原則として1人の投手が完投で投げきり、相手チームが無得点である場合に記録されるが、1回の守備時に、無死・無失点の状態で先発投手が降板し、交代出場した投手がそのまま試合終了まで無失点で抑えた場合には、交代した投手に完封が記録される。ただし完投は記録されない(公認野球規則10・19(f))。[1]
投手に完封が記録されたかどうかを問わず、相手チームに得点を与えなかったことを指して完封試合という。近年、投手の分業という考え方もあり、複数の投手での「完封リレー」と表現される機会も増えている。チーム投手成績の場合は、無失点勝利試合の合計を「完封」欄に記入し、個人による完封の合計数をカッコつきの数字で記録し、個人計とする。
ヴィクトル・スタルヒンや金田正一は通算80試合以上も一人で先発完封を演じてみせた。
最多完封勝利とは、1シーズンに記録された完封勝利の最多数を指す。タイトルではないが、しばしば投手の五冠の要素にあげられる。
1リーグ時代
年名前所属完封数
1936秋沢村栄治東京巨人軍3
前川八郎
石田光彦阪急軍
森井茂名古屋軍
1937春沢村栄治東京巨人軍7
1937秋ヴィクトル・スタルヒン東京巨人軍4
1938春ヴィクトル・スタルヒン東京巨人軍5
亀田忠イーグルス
1938秋ヴィクトル・スタルヒン東京巨人軍7
1939ヴィクトル・スタルヒン東京巨人軍10
1940須田博(ヴィクトル・スタルヒン)東京巨人軍16
1941森弘太郎阪急軍11
1942野口二郎大洋軍19
1943藤本英雄東京巨人軍19
1944若林忠志阪神軍5
藤本英雄東京巨人軍
1946藤本英雄東京巨人軍9
1947若林忠志阪神軍10
川崎徳次読売ジャイアンツ
1948川崎徳次読売ジャイアンツ12
1949ヴィクトル・スタルヒン大映スターズ9
2リーグ分立後
セ・リーグパ・リーグ
年名前所属完封数名前所属完封数
1950別所毅彦読売ジャイアンツ8林義一大映スターズ5
1951別所毅彦読売ジャイアンツ4服部武夫南海ホークス4
松田清
杉下茂名古屋ドラゴンズ
金田正一国鉄スワローズ
1952別所毅彦読売ジャイアンツ7川崎徳次西鉄ライオンズ4
金田正一国鉄スワローズ柴田英治阪急ブレーブス
1953金田正一国鉄スワローズ6米川泰夫東急フライヤーズ6
1954杉下茂中日ドラゴンズ7西村貞朗西鉄ライオンズ8
1955金田正一国鉄スワローズ9林義一大映スターズ6
大津守西鉄ライオンズ
梶本隆夫阪急ブレーブス
1956中山俊丈中日ドラゴンズ9梶本隆夫阪急ブレーブス5
中西勝己毎日オリオンズ
1957中山俊丈中日ドラゴンズ8梶本隆夫阪急ブレーブス7
小野正一毎日オリオンズ
1958金田正一国鉄スワローズ11米田哲也阪急ブレーブス11
1959小山正明大阪タイガース8杉浦忠南海ホークス9
児玉泰中日ドラゴンズ