子供向けアニメ(こどもむけ−)
1.主に中学生以下の子供が視聴することを想定して製作されたすべてのアニメ作品。2.の範囲である男児向けアニメ、女児向けアニメの他に、幼児向けアニメの全作品、ファミリー・一般向けアニメのほとんどの作品、少年向けアニメ(少年漫画原作アニメ)・少女漫画原作アニメ(少女向けアニメ)の一部の作品が含まれる。
2.主に幼稚園児から小学校低学年・中学年の児童のみ(ただし、一部に小学校高学年・中学生の児童も考慮に入れている作品もある。)が視聴することを想定して製作されたアニメ作品のこと。本項ではこちらを詳述する。
いずれにせよ、アニメーションという点を除けば、同年齢層向けの子供番組や特撮番組及び実写ドラマの展開はこの項の内容に準じている。
目次
1 概要
2 男児向けアニメ
2.1 一般的な特徴
2.2 代表的な作品(最近)
2.3 男児向けアニメの現状
3 女児向けアニメ
3.1 一般的な特徴
3.2 代表的な作品
3.3 女児向けアニメの現状と将来
3.3.1 概要
3.3.2 放送形態
3.3.3 少女漫画誌との関係
3.3.4 最近の動向
4 関連項目
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子供向けアニメは主に児童向け漫画雑誌に原作を持つことが多く、また、複雑な伏線等の仕込みや入り組んだ人間関係などとは無縁のシンプルな構造を持つ作品が多い。
一方で、このカテゴリに属するアニメには、大きく分けて2つの側面がある。それは情操教育的なものと商業主義的なものである。つまり、
情操教育的側面
子供の精神的発育に資するような題材やテーマを有していることが多い。それは子供の情操教育に有益とされる名作童話を原作(世界名作劇場等)としていたり、友情や思いやり、他人への配慮といった望ましい感情や感性を涵養するようなテーマを有しているということである。
商業主義的側面
子供を対象とする玩具を販売するメーカーの思惑が反映されることが多い。それは主人公が使用するマシンや道具、変身グッズが番組全体を通して必要以上に強調され、同時に玩具化され宣伝されるという、ある種の玩具販促番組の様相を見せているということである。
の2つである。
もちろん、これらの側面は常に均等に含まれているというわけではなく、作品によってその様相はかなり異なっている。しかし、近年ではスポンサーたる玩具メーカーの力が番組の性格や存続を左右できるほど強くなっており、それに伴い商業主義的側面が強く滲み出た作品が多くなってはきている。
また、これらの側面は男児向けか女児向けかという違いによってもその様相がかなり異なっている。このため、以下の項でそれについて説明を行う。
一般的な特徴
非日常的な世界における闘いを描く作品が多い
主人公が正義の味方となって、悪の陣営の野望を打ち砕くための闘いを描く作品が多い。これらの作品はガジェットのバリエーションは多々あれど、根本的には勧善懲悪型の単純明快な構造を持っており、単純化された善悪の概念を明確に示すと共に、想定視聴者の子供達の英雄願望を満足させるようになっている。また、闘いの中での仲間との友情や助け合いといった概念が盛り込まれることも多い。
10代の少年を主人公とする作品が多い
上記の通り悪との闘争が主なテーマとなっていることから、多少SF色の強い子供向けアニメの場合にはロボット等を操縦できるだけの能力を持った主人公が必要となることもあり、主人公の年齢層は10代前後から後半に差し掛かるくらいまでと幅広い。なお主人公の年齢が若い場合はロボット等を使役する立場であることが多く、そうでない場合はロボット等を自ら操縦することが多い。
ロボットアニメやマシンが出てくるアニメが多い
これはそのロボットやマシンの登場する玩具(超合金フィギュアやプラモデルなど)やゲームの販促を狙ったスポンサーの意向による。このため上記で述べた闘争を描く作品と言っても、現実的な兵器による戦争や抗争の類を描いたものはほとんど見られず、専ら非現実的な擬似SF色の強いこのようなアニメが中心となる。なお、これらロボット等は増えるほどスポンサーの商品展開がやりやすくなるため、そのバリエーションは無秩序に増加する傾向がある。
作品によっては女児向けにも展開する作品もある
主にコメディ作品において顕著であるが、藤子不二雄作品やポケットモンスターシリーズ、ビックリマンなどは女児向けにおいてのメディア展開も考慮され、事実上のジェンダーレス作品でもある。また世界名作劇場も『トム・ソーヤの冒険』など原作の選択から伺えるように、こちらも男児と女児の両方に向けて展開していた。
これらは『スーパー戦隊シリーズ』などの層を重ねる特撮番組においても、踏襲されている。
代表的な作品(最近)
ドラえもん(藤子・F・不二雄原作、近年はファミリー・一般向けアニメとして扱われることが多い。