天皇杯(てんのうはい)とは様々な競技で最優秀を取ったものに対して贈られる賜杯(トロフィー、盾など)のこと。転じて、その賜杯が送られる競技名となっているケースも多い。
目次
1 概要
2 下賜されている所持団体
2.1 天皇杯・皇后杯
2.2 天皇杯のみ
2.3 皇后杯のみ
3 備考
4 関連項目
//
本来は天皇賜杯(天皇から賜った記念杯)という名称が正しいが、大相撲などを除き天皇杯と呼ぶのが一般的である(大相撲の場合は賜杯と呼ばれることがほとんどである。又大相撲ではかつて菊花大銀盃と言う事もあった)。
戦後すぐの頃までは、直接トロフィーや盾を下賜されるケースのほか、御下賜金を元に作成されたトロフィーも同様に呼ばれていたが、現在はトロフィーや盾を下賜されたもののみを天皇杯と呼ぶことになっている。
ここでいう競技とはスポーツ競技のみではなく、農林技術などの競技も含まれる。天皇杯の下賜が行われていた頃は原則としてアマチュア競技のみが対象となっていたが、現在ではプロアマは関係なくなっている。
これらは全て宮内庁を通じて競技大会を運営する団体に対して下賜されており、原則として一競技につき一つとなっている。そのため、原則として各競技の日本一決定戦で採用され、一般的にはその競技の日本一のチームに下賜されている場合が多い。但し、硬式野球の場合は、競技の普及過程における歴史的な経緯の関係で、東京六大学野球の優勝チームという対象が極めて狭い範囲となっている。またバレーボールのように賜杯を授与する大会が変わるケースもある。
男女別に行われる競技では、男子に天皇杯が下賜されている場合、女子に対して皇后杯を下賜しているケースも存在ある。しかし必ずしも男女ともに贈られるわけではなく、サッカーのように女子競技が遅れて普及したケースでは男子のみの下賜となっている。
天皇杯・皇后杯
全日本剣道連盟(全日本剣道選手権大会の優勝者)
全日本柔道連盟(全日本柔道選手権大会の優勝者)
日本卓球協会(全日本卓球選手権大会の優勝者)
日本ソフトテニス連盟(全日本ソフトテニス選手権大会の優勝者)
日本バスケットボール協会(全日本総合バスケットボール選手権大会の優勝チーム)
日本バレーボール協会(全日本バレーボール選手権大会の優勝チーム)
天皇杯のみ
日本体育協会(国民体育大会の冬夏秋の全大会を通じて男女総合成績第1位の都道府県)
全日本軟式野球連盟(全日本軟式野球大会の優勝チーム)
東京六大学野球連盟(東京六大学野球リーグ戦の優勝チーム)
日本サッカー協会(全日本サッカー選手権大会の優勝チーム)
日本相撲協会(各場所における幕内最高優勝者)
日本相撲連盟(全日本相撲選手権大会優勝者)
全日本弓道連盟(全日本男子弓道選手権大会の優勝者)
日本中央競馬会(天皇賞=年2回・春と秋開催=の優勝馬の騎手、調教師、馬主)
日本学生陸上競技連合(日本学生陸上競技対校選手権大会の男子総合優勝校):女子は秩父宮妃賜杯
日本水泳連盟(日本学生選手権水泳競技大会の男子総合優勝校):女子は奥野杯
日本体操協会(全日本体操競技選手権大会の男子個人総合優勝者)
日本テニス協会(全日本テニス選手権の男子シングルス優勝者):女子シングルス等にも賜杯あり
日本レスリング協会(全日本レスリング選手権大会の優勝者の中の最優秀選手)
日本農林漁業振興会(農林水産祭の各部門最上位者)