夕方ワイド番組(ゆうがたワイドばんぐみ)とは、日本のテレビ局において、主に平日午後4?7時頃に放送されている生放送のローカル番組、即ち、夕方のローカルワイド番組の事である。
目次
1 概要
2 主なコーナー
3 夕方ワイド番組の誕生
4 ヒットのカギ
4.1 パーソナリティー性
4.2 視聴者の情報を活かす
4.3 定点中継とその先鞭性
5 全国各地の『夕方ワイド』戦争
5.1 北海道
5.2 宮城県
5.3 静岡県
5.4 中京広域圏
5.5 近畿広域圏
5.6 広島県
5.7 福岡県・佐賀県
6 在京キー局発の報道情報番組のネット率増加
6.1 秋田県での事例
6.2 岡山県・香川県での事例
7 現在放送中の主な夕方ワイド番組
7.1 NHKの同種番組
8 関連項目
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放送時間の主要な視聴者である主婦層をターゲットとしているため、主婦が興味を抱く様に工夫された情報番組となっている。対象とする情報は、家事に直結する買い物・料理・天気に関わるものと、より良い生活や家族サービスに関わるグルメ・小旅行・その他の地域情報などである。提供スポンサーは、これらの情報に関わるものの他に、家計を預かる主婦に決定権がある場合が多いと見られる子供の教育(予備校や専門学校)や生命保険、医療機関、住宅関係、セカンドカー、ペット関係、さらに非正規雇用系求人情報誌などもある。その他、帰宅した子供達が見たい様な情報や夕方以降に勤務する飲食店従業員などを対象とした情報を含む事もあり、競争がある地域では番組で扱う情報に差異が見られる事もある。
時と共に参入する局が増えるにつれて、昼間帯から開始される長時間番組も登場し、熾烈な視聴率争いが展開されている地域もある(後述)、この影響で、これまで多く存在していた夕方のテレビアニメ枠(特にテレビ東京系番組の時差ネット枠や再放送枠)やテレビドラマ再放送枠が激減する局も増えている(テレビアニメ枠に関しては早朝帯に振り替える局も多い)。
その一方で2001年以降在京キー局の夕方ワイド番組(17時台の関東ローカル枠)をネットする局も増えている。制作予算がないなどの理由がネットする局の多くで見られ、実施していない地域でも5?30分で1コーナーとしてネットしている番組もある。テレビ東京系を除いたネットワークで自社制作の夕方ワイド番組の比率はNNN系列とJNN系列が多く、逆にFNN系列とANN系列はキー局制作の夕方ワイドをネットしている率が高い。
この種の番組の要素は、以下の通りである。
ニュース(地域ニュース)
天気予報
視聴者からのお便り
グルメや観光スポットなどのタウン情報
中継(定点中継)
中継(日替わり)
料理
1?4はほぼ必須の要素であるが、中継は番組制作費との関係で行われない場合もある。また、7は時間が掛かるため、放送時間が短い局では採用されない例も見られる。
さらには、芸能ニュースや国内外の一般ニュースも取り上げる番組が増えている。
1989年10月、中京広域圏JNN系列基幹局・中部日本放送(CBC)が「CBCニュース通り」(「ミックスパイください」「ユーガッタ!CBC」を経て、現・「イッポウ」)という名称でこの種の番組を開始した。
当時は、バブル景気期であると同時に第二次ベビーブーマーが高校から大学受験に向かう時期で、帰宅した中学・高校生をターゲットとした夕方の若者向け番組(「夕やけニャンニャン」(フジテレビ)「ざまぁKANKAN!」(読売テレビ)など)が衰退傾向に入っていた。