地溝
今読みたいのですね
わかります

[Wikipedia|▼Menu]
アイスランド南西部、レイキャネス半島の小規模な地溝。大西洋中央海嶺の一部で、北アメリカプレートユーラシアプレートが分裂しているところ。伊那盆地諏訪湖周辺。幾つもの地溝が集まる。

地溝(ちこう、graben)とは、細長く幅のある状の地形のこと。侵食によってできた谷とは異なり、断層の活動によってできる。グラーベンともいい、その語源の Graben はドイツ語で「溝」を表す。
目次

1 地溝のでき方

1.1 リフトバレー


2 付属する地形

2.1 地溝盆地

2.2 地溝湖

2.3 窪地


3 主な地溝

3.1 地球以外


4 関連項目

5 外部リンク

//


地溝のでき方

断層が、上空から見て平行に2本、断面で見ると逆の字型に並んでいたとする。ここに引っ張りの力が働くと、ハの字型の断層にはさまれていた部分の近くが陥没し、そこが周囲よりも低い地溝となる。実際には、平行する断層は2本よりもずっと多く、数段の段差ができることが多い。この例は大地溝帯に見られ、東アフリカに吹き上げるホットプリュームによってマグマが噴出し、両側に押し広げる力が働くことで、その地域は陥没し地溝となり、それが南北に長く連なって地溝帯を作っている。火山を伴うことが多い。

また、同じような条件で、ハの字型の断層にはさまれていた部分の下に空洞ができた場合にも、そこが陥没して地溝となる。この例はフォッサマグナに見られ、フィリピン海プレート沈み込みによって伊豆半島日本列島に衝突した際、日本列島が中央部で真っ二つに折れてくの字型に曲げられ、その折り目が地溝となり、その後も衝突によって大量の土砂が堆積し、現在のような地形となった。

細長い溝状の地形であれば、成因にかかわらず、地溝と呼ぶこともある。また、地溝は地中に埋没してしまって地表から確認することができない場合もあり、地質調査などからその位置が推定される。


リフトバレー

類義語にリフトバレー( ⇒rift valley、裂谷)がある。これは広義の地溝のうち、拡大しているプレートの境界(発散型境界)のことをさすことが多いが、それに限らず地溝全般をさすこともある。


付属する地形バイカル湖


地溝盆地

地溝にできる盆地は地溝盆地と呼ばれ、伊那盆地諏訪盆地松本盆地などがその例である。


地溝湖

断層運動によって窪地にできるは断層湖と呼ばれるが、地溝にできたことを明確にしたいときは地溝湖( ⇒rift lake)と呼ぶこともある。諏訪湖タンガニーカ湖バイカル湖などがその例である。


窪地

また、特に落差が激しい地溝は窪地となり、海面下にまで陥没することもある。死海やヨルダン渓谷などがその例である。


主な地溝大地溝帯の一部をなすアファール盆地。世界で最も活発な地溝の1つである。長野盆地火星の半径よりも長いマリネリス峡谷

ウヴス・ヌール盆地モンゴルロシア

ゴーダヴァリー川のゴーダヴァリー峡谷(インド

コリンティアコス湾ギリシャ

サグネ川のサグネ峡谷(カナダ

スペリオル湖地域(アメリカ合衆国

スペンサー湾(オーストラリア

大地溝帯アフリカ西アジア

東リフト・バレー

西リフト・バレー

ニアサ・リフト・バレー


ティミスカミング湖地域(カナダ)


出会い最短記録!!
B分で即アポHも可

[次ページ]
[オプション/リンク一覧]
[記事の検索]
[おまかせ表示]
[トップページ]
[ニュースをチェック!]
[列車運行情報]
Size:20 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Smilegreen