地下水
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地下水(ちかすい、groundwater)とは、地中に存在するの一種である。地中に存在する水は、地下水と土壌水に二分されるが、ある地層帯水層)に水がこれ以上ないほど満たされている(飽和している)場合、それを地下水と呼び、満たされていない(不飽和である)場合はそれを土壌水と呼んで区別している。地下水と土壌水を合わせて、広義の地下水と呼ぶこともある。

廃棄物最終処分場に含まれる水については地下水とは呼ばず、保有水という。処分場は構造上、一般環境から隔離されており、その内部にのみ保有されている水であることを示している。

地盤は水分を吸収する能力(性質)を持っており、これを浸透能というが、この浸透能により地中に地下水が蓄えられることとなる。地下水は、地表に流出して河川などの地表水を形成する。また、生活用水・農業用水・工業用水などに使用されたり、水温の高いものは温泉として利用されるなど、人間の生活活動・経済活動を支える重要な資源とされている。人間は井戸によって地下水を得ることが多い。一方、地下水は斜面崩壊地すべり土石流など自然災害の原因ともなっている。

地下水を扱う研究分野には、水文学水理学などがある。
目次

1 地下水の由来

2 地下水のふるまい

2.1 地下水面

2.2 地下水の流速

2.3 地下水ポテンシャル


3 地下水の分類

3.1 主要成分の濃度

3.2 主要成分の当量比

3.3 主要塩類


4 地下水と人間活動

5 地下水資源

5.1 地下水資源の特徴

5.2 日本における地下水の「公水論」と「私水論」


6 地下水と環境問題

6.1 地盤沈下

6.2 地下水汚染

6.3 地下水汚染による底質汚染


7 脚注

8 関連項目

9 参考文献

10 外部リンク

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地下水の由来

地下水の大部分は、降水(天水ともいう)に由来する。などの降水は、地表の浸透能によってほとんどが地中に浸透する。いったん地中に浸透した地下水は、ふたたび地表に湧出して河川や池沼のような地表水となるか、地下のまま海岸線を潜り抜けて沿岸の海底に湧き出る。地中へ浸透せずに地表水となる水流をホートン地表流というが、地表の浸透能は非常に高いため、舗装で埋め尽くされた都市部などでない限り、降水のほとんどはホートン地表流となることなく、一度は地中に吸い込まれて地下水となる。同位体を用いた水文調査の結果によると、洪水時でさえも、地表水は地下水から供給されていることが判明している。すなわち、地中に浸透できなかった降水によって洪水が発生するのではなく、多量の降水が地中に浸透して、それまでの地下水が追い出されて洪水が発生するのである。

海水を由来とする地下水もある。太古にだった地域が、長い年月の間に陸となり、海水が地中に残存して地下水となったものである。こうした地下水を化石水(かせきすい)といい、アメリカ中西部プレーリー平原の化石水が代表的なものである。化石水は、数千万年 - 数億年前に形成されたと見られている。化石水はもともと海水だったため、塩分を多量に含む塩水であることが多く、人間にとって利用しにくい地下水であるが、東京都内や川崎・横浜市内の天然温泉は化石水が温められたものである。

また、プレートテクトニクスに由来する地下水もある。大陸プレートが海溝などで他の大陸プレートの下部へ潜り込む際、周辺の海水も一緒に引きずり込まれる。地殻内部へ引きずり込まれた海水は、マグマ熱などにより、地表近くへ上昇して地下水となるものもある。こうした地下水は、高温であることが多く、温泉を形成することがよく見られる。


地下水のふるまい


地下水面

地中を観察すると、の粒子の間隙に水が浸透している。このとき、粒子の間隙に水が完全に満たされた状態(飽和状態)であれば地下水といい、水が完全に満たされていない状態(不飽和状態)であれば土壌水という。そして、地下水と土壌水の境界を地下水面という。地下水面を境として、上部(土壌水の存在する部分)を不飽和帯、下部(地下水の存在するところ)を飽和帯または帯水層と呼ぶこともある。さらに不飽和帯を二分し、その下部を毛管水帯、その上部を懸垂水帯と呼ぶこともある。

地下水面は、地表の起伏に大きな影響を受けている。地表が盛り上がる山地台地では、地下水面も盛り上がっている。地表がへこんでいる場合は、地下水面も同様である。

さて、上述したとおり、地下水は、地下水面より下部では面的あるいは空間的に存在している。地下水を線的なものとして捉える地下水脈という概念があるが、ここで見るとおり地下水の実態にそぐわない概念である。

河口周辺の平野部における地下水の挙動を考えるとき、地下水の上流側が河川や海洋であり、下流側が井戸と考えた方が理解しやすい場合が多い。平野部には数十メートルを超える井戸が多数存在し、揚水を行っている。また、地下水は地層構造により第一帯水層・第二帯水層等の幾層にも分かれて重なっている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki