宿毛線(すくもせん)は、高知県宿毛市の宿毛駅から高知県四万十市の中村駅に至る土佐くろしお鉄道が運営する鉄道路線。日本鉄道建設公団建設線(宿毛線)を引き継ぎ、開業した路線である。
改正鉄道敷設法別表第103号「愛媛県八幡浜ヨリ卯之町、宮野下、宇和島ヲ経テ高知県中村ニ至ル鉄道及宮野下ヨリ分岐シテ高知県中村ニ至ル鉄道」のうち、前段の「・・・宇和島ヲ経テ高知県中村ニ至ル鉄道」の一部である。その関係で、起点は中村線と接続する中村ではなく、宿毛である。
宿毛駅で片島岸壁・中村・土佐清水・足摺岬・宇和島方面へ向かう高知西南交通・宇和島自動車のバスと接続している。高知県西部地域有数の観光地・足摺岬へのバス便は最短距離である大月町経由の直行便はなく、土佐清水で乗り換えとなる。直行便はあるが中村駅経由であり、宿毛からの利用者は皆無に等しい。
目次
1 路線データ
2 運行形態
3 歴史
4 駅一覧・接続路線
5 関連項目
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路線データ
路線距離(営業キロ):23.6km
軌間:1067mm
駅数:8駅(起終点駅含む)
複線区間:なし(全線単線)
電化区間:なし(全線非電化)
閉塞方式:自動閉塞式
交換可能駅:1(有岡)
最高速度:120km/h
高架区間:全線
正式な起点は宿毛駅だが、列車運行上は中村駅から宿毛駅へ向かう列車が下り、逆方向が上りとなっている。
優等列車
岡山、高松、高知方面からの土讃線特急「南風」、「しまんと」が中村線から直通する。車両使用料相殺のため、土佐くろしお鉄道もJR四国と同形の特急用車両(2000系気動車)を4両保有しており、JR車に混じって完全に共通運用されていたが、現在は4両ともアンパンマン列車2号となっているので一応運用は分けられている。高知方面からの特急「あしずり」が乗り入れていた時期もあった。2007年3月18日のダイヤ改正時に行われた特急列車の運転区間見直しで、改正前に宿毛線に入っていた「南風」4往復、「しまんと」1往復のうち、「南風」下り2本、上り3本、「しまんと」下り1本が中村までの運転となり、宿毛線に入るのは、「南風」下り2本、上り1本、「しまんと」上り1本となった。中村駅始発・終着の特急列車には普通列車が接続する。尚、宿毛直通列車が少ない理由は、宿毛駅が2面2線で留置線も無いので、折り返し列車の設定が困難であるためである。[要出典]
普通列車
ワンマン運転の各駅停車が1〜2時間に1本程度運行されている。中村〜宿毛間の線内列車のほか、中村線窪川〜宿毛間の列車が朝と夕方以降にある。夜の1往復は土曜日・休日・休校日は運休する。
2006年3月のダイヤ改正までは、宿毛駅の最終が午後10時台であった。
中村線の延長線として建設されていた鉄建公団建設線を引き継いだもので、1997年に開業した。
1997年(平成9年)10月1日 宿毛線宿毛〜中村間(23.6km)開業。中村線乗り入れの特急列車8往復のうち6往復が宿毛駅までの運転となる。
1999年(平成11年)3月3日 宿毛線乗り入れの特急列車が下り5本、上り6本になる。
2003年(平成15年)10月1日 宿毛線乗り入れの特急列車が5往復になる。
2005年(平成17年)3月2日 宿毛駅構内で岡山発宿毛行き特急「南風17号」が駅舎に衝突し運転士が死亡する事故が発生(詳細は土佐くろしお鉄道宿毛駅衝突事故参照)。中村〜宿毛間が全列車運休となりバスによる代行輸送。
4月7日 東宿毛〜中村間で普通列車のみ営業運転再開。宿毛〜東宿毛間はバスによる代行輸送。
宿毛駅構内の線路が使用可能になり、列車は宿毛〜中村間で運転再開したが、宿毛駅改札が未だ使用不能なため、宿毛〜東宿毛間は回送扱いで運転。
6月13日 東宿毛〜中村間で特急列車営業運転再開。宿毛〜東宿毛間は回送、東宿毛駅は臨時停車扱い。
11月1日 宿毛駅営業再開。宿毛線全線営業運転再開。
2006年(平成18年)3月18日 運行本数を19往復から15往復に削減。
2007年(平成19年)3月18日 宿毛線に入る特急列車が2往復のみとなる。
2008年(平成20年)3月15日 夜間の列車時刻を15〜20分ほど変更。
駅番号駅名営業キロ接続路線所在地
TK40中村駅0.0土佐くろしお鉄道:中村線(TK40)高知県四万十市
TK41具同駅3.2
TK42国見駅6.2
TK43有岡駅11.6
TK44工業団地駅14.7 宿毛市