国立学校(こくりつがっこう)とは、国の設置する学校である。
目次
1 日本における国立学校
1.1 国立大学に附属する中学校、高等学校及び中等教育学校
1.1.1 代表的な国立大学に附属する中学校、高等学校及び中等教育学校
1.2 国立大学に附属する小学校
1.2.1 代表的な国立大学に附属する小学校
1.3 国立大学に附属する幼稚園
1.3.1 代表的な国立大学に附属する幼稚園
1.4 国立大学
1.5 国立大学に附属する特別支援学校
1.5.1 代表的な国立大学に附属する特別支援学校
2 日本国外における国立学校
3 関連項目
//
日本に於いて国立学校とは、「国の設置する学校」(学校教育法第二条第二項)である。但し、同法同条前項の規定により「国」には国立大学法人及び、独立行政法人国立高等専門学校機構が含まれる。
現在は国が直接設置する学校は存在しない為、国立大学法人及び独立行政法人国立高等専門学校機構が設置する学校が国立学校であると謂える。
国立大学に附属する中学校、高等学校及び中等教育学校は、公立の学校と同様な教育を行うほか、教育学部の学生を実習させたり、新しい教育の試みを実施したりするという使命を持つ。市区町村立の学校と違い、志願しなければ入学できないため、入学する生徒の家庭は教育熱心であることが多く、一部の私立学校と同じようにエリート教育的な雰囲気がある。入学者の選抜に当たっては、抽選と学科試験の片方もしくは両方が行なわれる。
また、文部科学省がよく行う斬新な教育プランは、国立校のように生徒の基礎学力が高く、家庭も教育熱心であるという恵まれた環境での実験結果を基にしているので、必ずしも全ての学校に適切であるとはいえない。古い話だが、大正自由教育も最初はこういった恵まれている学校で実験され、その成功体験を元に他の学校にも適用しようとしたが、弊害も現れた。
なお、昭和20、30年代には、国立大学に附属しない国立の電波高等学校や商船高等学校が存在したが、これらは、昭和40年代に高等専門学校に改組された。
東北6県の国立大学(弘前大学、岩手大学、秋田大学、宮城教育大学、福島大学、山形大学)には、附属高校が存在しない。教育(受験)機会の均等という名目のもと、附属高校を設置しないという方針。
代表的な国立大学に附属する中学校、高等学校及び中等教育学校
お茶の水女子大学附属中学校・高等学校
中学校は男女共学であるが、高校に進学できるのは女子のみである。
筑波大学附属駒場中学校・高等学校
東京大学への進学率が高い男子校。
筑波大学附属中学校・高等学校
難関校の1つで男女共学。筑波大学の教育実習や教育研究に協力する使命を持っている。中学校も併設しているが、外部生と同様に入学試験が必要である。
東京学芸大学附属高等学校
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校
全国から生徒が集まり、日本では非常にレべルの高い音楽高校の一つである。男女共学で、国立の高等学校では唯一の音楽専門高校である。卒業生の多くは東京藝術大学音楽学部に進学する。
東京工業大学附属科学技術高等学校
国立では唯一の工業系高校。国立高校としては珍しく、10人前後が東京工業大学に推薦で進学出来る制度がある。