団体専用列車
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「団体」の幕を出している183系

団体専用列車(だんたいせんようれっしゃ・通称「団体列車」)とは、学校企業組合などといった特定集団(団体)が旅行する際に、一般客と乗る普通の旅客列車と別に仕立てて貸しきられた、列車鉄道車両の総称名である。専用の列車が仕立てられるものについては、臨時列車の一種でもある。
目次

1 概要

2 日本における主な団体列車

2.1 修学旅行列車

2.2 甲子園輸送列車

2.3 初詣客輸送列車

2.4 宗教団体関連

2.4.1 天理教輸送列車

2.4.2 金光教輸送列車

2.4.3 創価学会輸送列車(廃止)・法華講輸送列車


2.5 観光団体専用列車

2.6 集団就職列車


3 関連項目

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概要近鉄の団体専用車両 (20000系および15200系専用の臨時列車として運行される例(小田急電鉄・特別団体専用列車)

団体列車は形態別に、以下のように分けられる。
一般の旅客列車の一部を貸し切るもの。比較的少人数である場合に使われる。新幹線などでは他の旅客との関係上、車両の末端から埋められていく事が多い。

一般の旅客列車に専用の車両を連結するもの。

専用の臨時列車を仕立てるもの。「団体専用臨時列車」の略で、「団臨」とも呼ばれる。ジョイフルトレインなどが使われる場合も多い。

かつて、国鉄では主に修学旅行用途として『団体専用車両』を保有していたが、現在のJRはジョイフルトレイン以外に特に専用車両を用意していない。 営業距離の長い近鉄は、以前から団体専用車両を保有し、現在も保有・運用している。 他の鉄道事業者でも、車両を貸し切って団体専用列車を仕立てる場合がある。


日本における主な団体列車


修学旅行列車

修学旅行の生徒・教師・添乗員の輸送を行うもの。昨今では少なくなっているが、かつては専用の車両・列車も多く設定され、更にはあらかじめ時刻が決められていた。定期列車に準ずる「ひので」・「きぼう」などといった「修学旅行集約輸送臨時列車」の設定も見られた。詳しくは修学旅行列車を参照。


甲子園輸送列車

選抜高等学校野球大会(センバツ、春の甲子園)または全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)で、阪神甲子園球場へ向かう観客(多くは出場する高校周辺の駅などで、JR支社主催旅行の形で募集される)の輸送を行うもの。性格上、輸送客量が多くなるので専用列車が仕立てられる事が多い。「甲子園臨」と総称して呼ばれる。設備などの関係から行先は大阪駅がほとんどで、その場合には二次交通として阪神梅田駅から阪神線あるいは貸切バスで甲子園球場へ向かうことになる。ただ甲子園口駅(同駅から球場まではバスで10分、約2km程度)へ向かうものも少ないながら存在し、列車の折り返しに使用できるホームも同駅には存在する。


初詣客輸送列車

各地の団体初詣客を、神社仏閣などの最寄駅まで輸送するもの。このうち高尾山薬王院有喜寺への初詣客を高尾駅に輸送するものを「高尾臨」、成田山新勝寺への初詣客を成田駅に輸送するものを「成田臨」、鎌倉の鶴岡八幡宮などへの初詣客を鎌倉駅へ輸送するものを「鎌倉臨」と呼ぶ。専用列車の設定が多く、その使用車両にバラエティーがあるのが特色。やはりJR支社主催旅行の形で募集される。

なお、「成田臨」については、過去には京成電鉄でも不定期急行および特急として存在しており、現在でも東武鉄道が自社子会社である旅行代理店東武トラベルのツアーの形で、東武本線沿線から京成本線京成関屋駅に連絡する東武伊勢崎線牛田駅発着で運行されている。また、この列車に連絡する形で京成本線でも団体専用列車が運行される。



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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki