文学
ポータル
各国の文学
記事総覧
出版社・文芸雑誌
文学賞
作家
詩人・小説家
その他作家
『四つの嘘』(よっつのうそ)は、大石静による日本の小説作品、及びそれを原作としたテレビドラマ。
目次
1 概要
2 あらすじ
3 登場人物
4 テレビドラマ
4.1 キャスト
4.2 スタッフ
4.3 放送日・サブタイトル・視聴率
4.4 音楽
4.5 その他
4.6 遅れネット局
4.7 前後番組の変遷
5 外部リンク
6 脚注・出典
//
2008年、作者自らの脚本でテレビ朝日系列でテレビドラマ化される。
書籍情報
単行本:2005年8月発行、幻冬舎刊、ISBN 4344010280
文庫版:2008年6月発行、幻冬舎文庫刊、ISBN 9784344411319
かつて私立の女子校で同級生だった、詩文、満希子、ネリ、美波の4人。
高校卒業後、長年会うこともなかった4人だが、ニューヨークで暮らしていた美波が、元彼の河野とフェリー事故で亡くなる。そのニュースを見た満希子は2人の不倫関係に思い至り、残された3人の人生が再び動き始める。
淫乱さ、狡猾さ、醜さを持つ女たちの生々しい現実を描いた物語。
登場人物
原 詩文(はら しふみ)
幼い頃から妙に艶めかしい色気があり、不思議な雰囲気を醸し出す顔つきだった。早熟で、性に奔放なところがあった。高校時代、クラスではネリと共に浮いた存在だった。美波の彼だった河野を奪い、結婚するために計画的に妊娠した。夫と離婚後、一人娘・冬子を連れ、実家に戻る。父親は「詩文堂(しぶんどう)」という本屋を経営しており、本人も昔から本が好きな文学少女だった。
西尾 満希子(にしお まきこ)
高校時代は、「仏壇屋の満希子」で“ブッキ”と呼ばれていた。モデルにスカウトされるほどの美人でスタイルが良い。美波とは、中学からの持ち上がりで、ずっと仲が良かったため、美波が自分でなく詩文に恋愛の相談をしていたことに憤った。夫・武と2人の子どもと平凡な生活を送っていた。実家は三代続く仏具店で、夫は婿養子。
灰谷 ネリ(はいたに ねり)
高校時代、周りが皆附属の女子大学への進学を志望する中、唯一医大への進学を希望した。仕事に明け暮れる外科医。専門は脳外科。砧の関東第一病院の勤務医。
戸倉 美波(とくら みわ)
高校時代は少しぽっちゃりした体型だった。弟の家庭教師・河野に告白され、付き合うようになる。河野とのことを誰かに話したい衝動に駆られ、詩文に話してしまい、結果的に奪われてしまう。悲しみに明け暮れ、後の夫・雅之とは河野と風貌が似ているというだけで結婚した。旧姓・岩本。夫と一人娘・彩とニューヨーク・マンハッタン(ドラマではカナダ・バンクーバー)で暮らしているが、夫は仕事で週末しか自宅に戻れない。元彼・河野とフェリーに乗っていたところ、事故死する。
河野 圭史(こうの けいし)
大学時代、家庭教師先の子の姉・美波を好きになり、付き合うようになる。詩文堂によく行っていた。美波を通じて詩文と知り合い、詩文にアプローチされ、詩文の方が好きになる。詩文の妊娠を機に結婚するが間もなく離婚する。在ロンドン日本大使館・参事官(ドラマではアメリカ・シアトル領事館勤務)。キャリア。美波とフェリーに乗っていた。美波の元彼で、詩文の元夫。死亡のニュースが最初の速報以外伝えられなくなる。
河野の両親
父親は外務省のノンキャリアで、妻共々息子がキャリアとして成功する将来を強く望んでいた。詩文との交際に反対し、手切れ金を渡し別れさせようとした。
西尾 武(にしお たけし)
満希子の夫。寺の三男坊で、婿養子。満希子とはお見合い結婚。
戸倉 雅之(とくら まさゆき)
美波の夫。河野と風貌が似ている。開校されたばかりの、ニューヨークにある全寮制の高校の校長。普段はロングアイランドの高校で暮らし、週末だけマンハッタンの自宅へ帰る。