吸収線
出会い最短記録!!
B分で即アポHも可

[Wikipedia|▼Menu]
の輝線スペクトル

最も広い意味でのスペクトル(spectrum)とは、複雑な情報や信号をその成分に分解し、成分ごとの大小に従って配列したもののことである。2次元以上で図示されることが多く、その図自体のことをスペクトルと呼ぶこともある。様々な領域で用いられる用語で、様々な意味を持つ。
目次

1 語源

2 各分野におけるスペクトル

2.1 物理学におけるスペクトル

2.2 数学におけるスペクトル

2.3 天文学におけるスペクトル

2.4 化学におけるスペクトル

2.5 政治学におけるスペクトル


3 参考文献

4 関連項目

//


語源

日本語の「スペクトル」は、フランス語の spectre から来ており、英語の spectrum [スペクトラム] 同様、ラテン語の spectrum [スペクトルム] を語源としている。この語は「見る」を意味する動詞 specere の派生語で「」を意味する(原義は 「見えるもの」「現れるもの」)[1]。「幻姿」を意味する英語の specter [スペクター] とは同語源


各分野におけるスペクトル


物理学におけるスペクトル

物理学では時間信号をフーリエ級数展開したときの各調波成分の振幅の大きさを周波数の関係から見たものという意味で用いられる。(スペクトル密度の項目を参照。)


数学におけるスペクトル
線型作用素のスペクトル
函数解析学におけるスペクトルは、有限次元ベクトルにおける固有値の概念を無限次元ベクトル空間におけるベクトルに対して一般化した概念である。作用素 A のスペクトルは A − λ ? id が逆変換を持たないか、逆変換が存在して有界でないような実または複素数 λ の総称(ここで "id" は恒等変換)。スペクトルはさらに連続スペクトル、離散スペクトル、剰余スペクトルなどに分類され、スペクトルの言葉で言えば固有値は離散スペクトルと同義。スペクトルでない実または複素数はレゾルベントとよばれる。
環のスペクトル
環論では、環 A における素イデアル全体からなる集合 Spec(A) を環 A のスペクトルという。またスペクトルの部分集合として極大イデアル全体からなる集合 Specm(A) を A の極大スペクトルという。ある種の環 X はそのスペクトル Spec(A) 上の函数環と同一視することによって復元され、環とスペクトルは双対的な対象となる。またこの双対的な関係を記述する写像はしばしばフーリエ変換と呼ばれる。


天文学におけるスペクトル

天文学においては天体からの光をプリズム回折格子といった分光器を通すことにより得られる、光の波長ごとの強度の分布をスペクトルという。
連続スペクトル
熱放射による光はあるゆる波長の光を含んでいる。このような光はプリズムで分光すると連続的な虹色の模様になる。そこでこのような光のスペクトルを連続スペクトルという。
輝線スペクトル
電離あるいは励起された原子から放射される光は原子内の電子のエネルギー準位が量子化されているため、ある特定の波長だけに限られている。このような光はプリズムで分光すると離散的ないくつかの光の線となる。この光の線を輝線といい、輝線からなるスペクトルを輝線スペクトルという。
吸収線スペクトル
連続スペクトルを放つ光源と観測者との間に原子が存在すると、その原子がある特定の波長の光を吸収して励起されるため、その波長での強度が減少したスペクトルとなる。このような光はプリズムで分光すると連続的な虹色の模様の中にいくつかの暗い線が見られる模様となる。この暗い線を吸収線または暗線という。吸収線を持つスペクトルが吸収線スペクトルである。

恒星は中心部の核融合反応で輝くガス球であり、その分光学的性質はほぼ黒体に近い。そのため、恒星のスペクトルは大雑把にはその表面温度の黒体放射に対応する連続スペクトルとなっており、その中に恒星大気中の原子や分子による吸収線スペクトルが見られる。その吸収線スペクトルのパターンによって恒星の分類がされている。これをスペクトル分類という。太陽も恒星の一つであるから、そのスペクトルには吸収線が見られる。この吸収線は発見者の名前をとってフラウンホーファー線と呼ばれている。


化学におけるスペクトル

化学においては試料に対してなんらかの刺激を与えた際、その刺激や応答を特徴づける量に対して応答強度を記録したものをスペクトルという。刺激としては電磁波が用いられ、そのとき用いた波長に対して吸収強度を記録したものをスペクトルという例が多い。しかし、質量分析法では刺激として電子衝突を用いて、分解によって生じた破片の質量に対しその量を記録したものをスペクトルと呼んでいる。分光法も参照のこと。


政治学におけるスペクトル

政治学では、イデオロギー分布に基づいて諸政治勢力(政党が中心だが、議会外野党や反体制組織まで範囲を拡大する場合もある)を配置した模式図、ないし配列そのものをポリティカル・スペクトラム(political spectrum)として、分析ツールの一つとして用いている。一般には、左に左翼勢力を持ってくる。対象は、一般的な政党や各国の具体的な政党など、自由に設定でき、特定の政党内部での派閥の配置を表現することも可能である。日本の主要政党を例にとると、<共産党:社民党:民主党の左端:公明党:自民党の左端:国民新党:民主党の右端:自民党の右端>といったような並び方になる。


出会い最短記録!!
B分で即アポHも可

[次ページ]
[オプション/リンク一覧]
[記事の検索]
[おまかせ表示]
[トップページ]
[ニュースをチェック!]
[列車運行情報]
Size:11 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki