同性結婚(どうせいけっこん、英:same-sex marriage)とは、男と男、女と女が結婚することをいう。つまり性別のカテゴリーが同じ者同士[1]が男女の夫婦のように性的な親密さを基礎として継続して社会的にも経済的にもパートナーシップを築き、それを維持することを指す。そして、その関係には、男女の夫婦と同じく、ある種の社会的な承認が付与され、法的な保障や保護が行われる。そうした慣習や法制度のことでもある。
同性間結婚、同性婚とも言う。この制度の利用者は同性愛者なのが一般的なのでゲイの結婚、同性愛者の結婚と呼ばれることもある。また英語では「homosexual marriage(同性愛結婚)」「same-gender marriage(同性別結婚)」「gender-neutral marriage(性別に中立な結婚)」「equal marriage(平等結婚)」と表記されることもある。
現在の日本の法律では、同性結婚は、まだ認められてはいない。しかし世界には、認めている国や地域はいくつかあり、認めるかどうか、さかんに議論されている国もある。この場合に同姓婚の賛成・反対だけでなく、結婚を国家が承認するという行為が問題であり、これ自体をやめれば同姓婚やイスラム教徒の重婚の認可の問題も消滅するとの立場も存在する。先進国、特にヨーロッパでは認められていく方向にあるようである。
目次
1 法的に認められるとは?
2 同性結婚の前史
2.1 ペデラスティ(念者と念友関係の制度化)
2.2 ベルダーシュ(片方の性転換)による異性愛婚姻擬制
2.3 中国および日本の伝統的な同性愛関係
2.4 近代における同性結婚概念の成立
3 同性結婚を認めた国(地域)
3.1 ヨーロッパ
3.1.1 オランダ
3.1.2 ベルギー
3.1.3 スペイン
3.2 アメリカ大陸
3.2.1 カナダ
3.2.2 アメリカ合衆国
3.2.2.1 マサチューセッツ州
3.2.2.2 カリフォルニア州
3.3 アフリカ
3.3.1 南アフリカ
4 パートナーシップ法がある国(地域)
4.1 ヨーロッパ
4.1.1 デンマーク
4.1.2 ノルウェー
4.1.3 スウェーデン
4.1.4 グリーンランド
4.1.5 アイスランド
4.1.6 フランス
4.1.7 ドイツ
4.1.8 フィンランド
4.1.9 イギリス(UK)
4.1.10 ルクセンブルグ
4.1.11 イタリア
4.1.12 アンドラ
4.1.13 スロベニア
4.1.14 スイス
4.1.15 チェコ共和国
4.2 アメリカ大陸
4.2.1 アメリカ合衆国
4.2.1.1 ハワイ州
4.2.1.2 バーモント州
4.2.1.3 カリフォルニア州
4.2.1.4 ニュージャージー州
4.2.1.5 メーン州
4.2.1.6 コネチカット州
4.2.2 アルゼンチン